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柳田國男民主主義論集
¥1,760
柳田國男民主主義論集 編|大塚英志 出版|平凡社 初版刊行年|2020年2月10日 「憲法の芽を生やせられないか」。 経世済民の学として民俗学を興した彼の根底には、常に日本国憲法に通ずる精神が流れていた──。 民主主義の推進者・柳田國男を読み直す。 柳田國男の名前を聞けば『遠野物語』を連想される方が多いと思います。 民俗学者の大家でありますが、実は、明治国家の官僚を務め、枢密顧問官として「日本国憲法」の成立にも関わった人物でもあります。 民主主義、主権者教育に積極的に取り組んだ、運動家としての柳田國男の姿が浮かび上がる論考集。
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遠野物語 山の人生
¥1,012
遠野物語 山の人生 著:柳田国男 岩波文庫 1910年の発行から、今年で110周年を迎える『遠野物語』 民俗学入門として、あるいは伝承文学として、今なお多くの人々に読み継がれています。
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みんなの民俗学 ヴァナキュラーってなんだ?
¥968
みんなの民俗学 ヴァナキュラーってなんだ? 島村恭則 平凡社新書 民俗学というと思い浮かぶのは、妖怪、昔話、伝説伝承かもしれません。 ですが、柳田国男も『遠野物語』の前書きに「これ目前の出来事なり」と書いたように「現代」を知る「現代学」なのです。 ついやってしまう願掛けやおまじない、いつの間にか定着してる家庭内のお約束、喫茶店のモーニングやB級グルメといった現代の日常も、民俗学の視点で探ることができるのです。 序章 ヴァナキュラーとは<俗>である 第1章 知られざる「家庭内のヴァナキュラー」 第2章 キャンパスのヴァナキュラー 第3章 働く人たちのヴァナキュラー 第4章 喫茶店モーニング習慣の謎 第5章 B級グルメはどこから来たか? 第6章 水の上で暮らす人びと 第7章 宗教的ヴァナキュラー
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「ものづくり」のジェンダー格差
¥4,950
「ものづくり」のジェンダー格差 フェミナイズされた手仕事の言説をめぐって 著|山崎明子 人文書院 手仕事をめぐる言説に隠されたジェンダー構造を明らかにする画期的研究 人々の関心を集めながらも、社会の傍流へ追いやられる手仕事がある。そんな「やりがいのあるものづくり」が奨励されるとき、その言説にはジェンダーの問題が潜んでいるのではないか。学校での家庭科、戦時下における針仕事の動員、戦後の手芸ブーム、伝統工芸における女性職人、刑務所での工芸品作りなど、趣味以上・労働未満の創作活動を支えている、フェミナイズ(女性化)する言説を探る。
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娘が母を殺すには
¥2,420
娘が母を殺すには 著|三宅香帆 PLANETS 初版刊行年 2024年5月15日 第1刷 小説、漫画、ドラマ、映画…… さまざまな物語の中で繰り返し描かれてきた「母と娘」の葛藤。 母はなぜ、娘の重荷になってしまうのか? 母娘関係の複雑さを解決するためには、何が必要なのか?
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「ジェンダー」で読む物語 赤ずきんから桜庭一樹まで
¥1,760
「ジェンダー」で読む物語 赤ずきんから桜庭一樹まで 編著:髙岡尚子 かもがわ出版 編著者の髙岡尚子氏は、19世紀フランス文学/ジェンダーと文学を専門とする奈良女子大学研究員人文科学系教授であり、本書は同大学において2017年の「ジェンダー言語文化学演習」という授業に集った学生さんたちの読み解きや考察を盛り込んだ授業の記録でもあります。 「ジェンダー」という言葉の意味を曖昧にとらえながら、もはや無関心ではいられない現代に、きちんと言葉で解説されたものを読みたいと思われる方におすすめです。 第二章からは、グリム版とペロー版の『赤ずきん』の明快な比較や、西加奈子『きりこについて』、桜庭一樹『青年のための読書クラブ』の読み解きを辿ります。
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歴史の中で語られてこなかったこと
¥990
歴史の中で語られてこなかったこと おんな・子供・老人からの「日本史」 対談|網野善彦×宮田登 朝日文庫 歴史家 網野善彦と民俗学者 宮田登の対談集。 映画「もののけ姫」にはじまり、文学や映像からヒントを得たり、農業における女性の役割、女性と織物の歴史を民俗学が解き明かすなど、現在につながる日本の姿が見えてきます。
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憲法という希望
¥924
憲法という希望 著|木村草太 対談=国谷裕子 講談社 憲法学者木村草太氏がの平易な言葉で分かりやすく解説する。 憲法とは何か、何のためにあるのか、憲法に込められた意味、その実力。 第1章 日本国憲法と立憲主義 第2章 人権条項を活かす 第3章 「地方自治」は誰のものか 第4章 対談「憲法を使いこなす」には 国谷裕子×木村草太 付録 日本国憲法 全文
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資本主義を半分捨てる
¥990
資本主義を半分捨てる 著|青木真兵 筑摩書房 地に足がついたまっとうな生き方を模索し、社会実験として人文系施設図書館「ルチャ・リブロ」を主宰する著者の提案。 資本主義的な都市と山村を行き来し、自分らしく、互いを認め合い、生きるための手立てを探る。深く息を吸えるように生きるための模索。
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茶色の朝
¥1,650
茶色の朝 物語|フランク・パヴロフ 絵|ヴィンセント・ギャロ メッセージ|高橋哲哉 訳|藤本一勇 大月書店 友人の新しい犬は茶色。俺の猫も茶色。茶色ではない前の猫は処分した。 なぜって、茶色が最も都市生活に適していると、あらゆる選別テストによって証明されたからだ。きっと正しいのだろう。多分、本当なのだろう。どこかすっきりしないけれども。 規則を守ってさえいれば捕まることはない。何もかも茶色にしていれば安心だ。 だけど、規則の範囲が広がったら? 前の猫の色にまで適用されたら? おかしな規則だと気づいた時にはもう遅い。 これぐらいなら守れるからと、黙って従っていてはもう遅いのだ。
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ドイツの子どもの本
¥2,640
ドイツの子どもの本 大人の本とのつながり 著:野村 泫 白水社 2009年10月11日印刷 2009年10月28日発行 まえがきより 子どもの本にかかわってるかたは、子どもとの直接的なつながりに安住して、とかく文学に目が届きません。けれども、児童文学は、やはり文学の一種なのです。また、大人の本しか読まないかたは、子どもの本を説教か遊びと見なして、本気で受け取りません。けれども、児童文学は、やはり文学の一種なのです。 中世から現代に至るまで、ドイツの児童文学の歴史に始まり、ファンタジーの隆盛、大人の本の作家が書いた子どもの本、ドイツの大人の本まで グリム兄弟もエーリッヒ・ケストナーもミヒャエル・エンデもドイツ。 ドイツの児童文学を通してドイツ的な特性を知る、文学のみならずドイツに関心のある方にもおすすめです。
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戦争と児童文学
¥3,520
戦争と児童文学 著|薮内理恵 みすず書房 雑誌『みすず』2018年4月号から2020年6月号にかけて連載されたものから10篇に加筆修正を加えた児童文学評論集。 公立図書館に勤務しながら児童文学書評ブログで1600本を超える評を書いてきた著者が、10の物語から掬い取る真実。
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100歳までに読みたい100の絵本
¥1,980
100歳までに読みたい100の絵本 著:木村民子 亜紀書房 2018年12月25日 第1刷 文京区議会議員も務められた絵本アドバイザー木村民子さんの薦める絵本100冊。 「人生経験豊かな大人こそ絵本を深く味わえる」は同感です。 100歳までなら、まだ時間ありますね。ゆっくり絵本を味わう楽しみをどうぞ。 紹介されている作品の一部 『ぼくを探しに』 『おとうさんのちず』 『すんだことはすんだこと』 『ふるびたくま』 『かかし』 『かえでの葉っぱ』 『おじいちゃんがおばけになったわけ』 『ジオジオのかんむり』ほか
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13坪の本屋の奇跡
¥1,870
13坪の本屋の奇跡 著:木村元彦 ころから 大阪・谷六の「隆祥館書店」を取り仕切るのは二代目店主の二村知子さん。 確かな選書で間口の広さと奥の深さを両立しつつ、ヘイト本が一切無い。 イヤな気持ちにならない町の本屋であり続ける。 当たり前のようで、実は簡単に出来ることではない。 一体、どういうことなのか。
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13(サーティーン)ハンセン病療養所からの言葉
¥3,190
13(サーティーン)ハンセン病療養所からの言葉 石井正則 トランスビュー 「場の記憶」をフィルムにおさめてきました。 と、石井正則さんは、あとがきに記されています。一見すると、穏やかな陽の光の温もりを感じるやわらかい写真が多いです。 ハンセン病患者の方々は、誤った認識のもとに公布された「癩予防法」により不当に隔離され社会から排除され、自由と人権を奪われ、全国の13の療養所に強制的に入所させられました。 ですが、療養所ではただ、死を待つだけでなく、詩や短歌、絵画などの文化活動が起こり、多くの素晴らしい作品が生み出されます。写真とともに収められた詩は入所者の方々の作品です。 一体、どれ程の想いを抱いて空を見上げ、家族を思い、届かない便りを待ちわび、産まれなかった我が子を夢想し、降り注ぐ陽の光をその掌をかざしたのでしょうか。温かい血の流れるその掌で、どれ程の涙を受けたのでしょうか。 明治以降、約90年続いた隔離の歴史は完全な誤りで、しかし、国と元患者の間だけの問題ではありません。多くの偏見・差別を生み出し長い間そのままにされていたのです。二度と繰り返さないために、決して忘れてはならない事実です。
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孤塁
¥1,980
孤塁 著|吉田千亜 岩波書店 2020年1月29日 第1刷 2020年12月15日 第7刷 われわれは生きて戻れるのか? 原発が暴発・暴走するなか、地震・津波被災者の救助や避難誘導、さらには原発構内での給水活動や火災対応にもあたった福島県双葉消防本部の消防士たち。他県消防の応援も得られず、不眠不休で続けられた地元消防の苦難と葛藤が初めて語られた。一人一人への丹念な取材にもとづく渾身のノンフィクション。 表紙カバー袖より
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「ハーフ」ってなんだろう?
¥1,760
「ハーフ」ってなんだろう? あなたと考えたいイメージと現実 著|下地ローレンス吉孝 平凡社 「ハーフ」という言葉から、テレビに出ているタレントの華やかなイメージが思い浮かぶかもしれません。自分は「ハーフ」に良いイメージを持っているから、珍しいからといって、ルーツなど個人的な情報を不躾に聞いたり、髪に触ったりジロジロ見たり、会う人ごとに、そういった経験を日々繰り返される立場に立たされたら、どう思うでしょうか? 自分も無自覚に行っているかもしれない差別に気づき、社会の構造について考える。 Contents 第1章 「ハーフ」の問題は社会の問題なの? 第2章 それぞれの経験が複雑ってどういうこと? 第3章 「ハーフ」のイメージと現実は違うの? 第4章 「当たり前を問い直す」ってどういうこと? 第5章 メンタルヘルスについてどう向き合うといいの?
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人生の1冊の絵本
¥1,078
人生の1冊の絵本 著:柳田邦夫 岩波新書 絵本と出会い、何かが変わっていくかもしれない…。 こころが何かを求めているとき、悲しみの中にいるとき、絵本を開いてみたい。幼き日の感性の甦りが、心のもち方の転換が、いのちの物語が、人を見つめる木々の記憶が、そして祈りの静寂が、そこにはある。一五〇冊ほどの絵本を解説しながら、その魅力を綴る。 〜本書カバーより
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京都ほんやら洞の猫
¥1,650
京都ほんやら洞の猫 著:甲斐扶佐義 エディション・エフ 2019年3月15日 初版第1刷 <ほんやら洞>は、岡林信康、中尾ハジメらとともに72年にオープンした京都のカウンターカルチャーの拠点として長く親しまれるも、2015年に全焼。 カフェ店主、写真家として、市井の人々とふれあい、普段の姿をとらえる。 85年よりバー八文字屋をオープン。
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よい移民
¥2,640
よい移民 著|ニケシュ・シュクラ 訳|栢木清吾 創元社 初版刊行年 2019年8月 お話の主人公は、いつも白人? 脇役にアジア系や黒人が描かれていたら、多様性に配慮したことになるのでしょうか? あなたの国の文化を知ってますよ、という意味なのだろうけど、その国らしさを求められる。いつもいつも。 70年代以降生まれの俳優、ミュージシャン、詩人、ジャーナリストなど、移民2世・3世の著名なクリエイター21人の、移民としての自己存在の意味や葛藤、社会の偏見などを繊細かつ巧みに表現。編集は、インド系移民の若手作家ニケシュ・シュクラ。
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五輪と万博
¥2,090
五輪と万博 開発の夢、翻弄の歴史 著|畑中章宏 春秋社 五輪や万博といった巨大イベントは、インフラが整備され、人が動き、大きな経済波及効果をもたらす。反面、取り返しのつかない傷跡を残し、民俗が損なわれ、記憶からも消し去られる。 巨大イベントの光と影を土地の感情、感情の民俗学の視点から記す翻弄の歴史。 畑中章宏(はたなか・あきひろ) 大阪在住。作家、民俗学者 著書に『災害と妖怪』『津波と観音』(亜紀書房)、『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』『蚕』(晶文社)、『柳田國男と今和次郎』『『日本残酷物語』を読む』(平凡社新書)、『天災と日本人』(ちくま新書)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)など多数。
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21世紀の民俗学
¥1,980
21世紀の民俗学 畑中章宏 角川書店 インターネット、スマホ、最新テクノロジーが神仏・祭り・習俗と絡みあう新世紀のリアルとは? 新しいと思われていることが古いものに依存していて、古くさいと思われていたことが新しい流行の中にあるー。 柳田国男や宮本常一以来、不安定で流動的な現象の中にこそ日本人の変わらぬ本質を見てきた民俗学が、新時代に切り込む。 畑中章宏(はたなか・あきひろ) 大阪在住。作家、民俗学者 著書に『災害と妖怪』『津波と観音』(亜紀書房)、『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』『蚕』(晶文社)、『柳田國男と今和次郎』『『日本残酷物語』を読む』(平凡社新書)、『天災と日本人』(ちくま新書)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)など多数。
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死者の民主主義
¥2,310
死者の民主主義 畑中章宏 トランスビュー 生きてるものたちの日々のおこないは、おしなべて死者たちのおこないであることを、民俗学者である私は認めざるを得ない。 〜本書 はじめにより 柳田国男や南方熊楠はじめ、渋谷のハロウィンをめぐる考察、ITと怪異現象、『この世界の片隅に』他、過去と現在を縦横無尽に往来し、民俗学の視点で読み解く。 畑中章宏(はたなか・あきひろ) 大阪在住。作家、民俗学者 著書に『災害と妖怪』『津波と観音』(亜紀書房)、『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』『蚕』(晶文社)、『柳田國男と今和次郎』『『日本残酷物語』を読む』(平凡社新書)、『天災と日本人』(ちくま新書)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)など多数。
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剥き出しの帝国
¥3,850
剥き出しの帝国 レイシズムと植民地主義はいかに世界を支配し続けているのか 著|カィンディ・アンドリューズ 訳|荒木和華子、渡辺賢一郎、上林朋広、芋野亮介 明石書店 ジェノサイド、奴隷制、植民地主義は、西洋を築いた礎石であった。これらの負の遺産は白人至上主義を通じて富と不平等を形成し、なおも新植民地主義を推し進めている。現代の帝国をグローバルな視座から問い直す根源的な試み。 明石書店HPより
