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こうして、ともに いきている
¥1,870
こうして、ともに いきている 作|多屋光孫 汐文社 初版刊行年 2025年1月 シマウマとヌー、ワシとフクロウ、自然界に生きる動物たちは、どうやって争わずに共存しているのでしょうか。意外な工夫に驚くとともに、雄大な自然の風景が脳裏に広がる美しい絵本です。 自然の摂理に従ってともに生きる動物たちに、私たち人間も学ぶことが大いにありそうです。
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だがし屋のおっちゃんは おばちゃんなのか?
¥1,760
だがし屋のおっちゃんは おばちゃんなのか? 作|多屋光孫 汐文社 初版刊行年 2022年11月 いつも行ってる駄菓子屋のおっちゃんは、筋肉ムキムキ、ガハハと笑い、オナラもブー。 ある日、「はるこ」と呼ばれているところを偶然見かけ、はるこって女の人の名前じゃないの? じゃあ、おっちゃんは、おばちゃんなんか? 男らしさ、女らしさって、なんだろう? を考えるきっけかに、自分らしくいられるための入口になる絵本。
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きょうは、おおかみ
¥1,980
きょうは、おおかみ 文:キョウ・マクレア 絵:イザベル・アーセノー 訳:小島明子 きじとら出版 初版刊行年 2015年3月 29.2×22.8cm/32p ある日、目がさめると、バージニアの気分はむしゃくしゃ、がるるる… きょうは、おおかみ。 そんな妹を元気にしたい、姉のバネッサが「かんぺきな場所」につれていきます。作家バージニア・ウルフをモチーフとした姉妹のお話。 少女のうつろう心を、風に揺れる花びらのように軽やかなタッチで展開するのは、カナダ最高のイラストレーター、イザベル・アーセノー。 いたばし国際絵本翻訳大賞<カナダ総督文学賞児童書部門>受賞作品です。
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ジェーンとキツネとわたし
¥2,420
ジェーンとキツネとわたし 文:ファニー・ブリット 絵:イザベル・アルスノー 訳:河野万里子 出版:西村書店 エレーヌは今日もひとりぼっち。 学校のあちこちに悪口を落書きされて、居場所がないと感じてる。 でも、大好きな『ジェーン・エア』の本を読んでる時は、別の世界に行けるんだ。 それから、行きたくない学校の合宿でジェラルディーヌに出会ったの。 軽やかなタッチで驚くほどリアルに多感な少女の心情を描きだす、イザベル・アルスノーの傑作。読み応えのある96ページのグラフィック・ノベル。 カナダ総督文学賞受賞作。
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アンナとわたりどり
¥1,430
アンナとわたりどり 作:マクシーン・トロディエ 絵:イザベル・アルスノー 訳:浜崎絵梨 出版社:西村書店 ひとつの ばしょで ずっと くらすのって、どんな かんじでしょう。 アンナの家族は季節労働者です。舞台となるカナダでは収穫の時期には人手不足のため、メキシコから多くの家族が出稼ぎにむかいます。そんな自分たちの暮らしを、アンナは「わたりどり」みたいと感じています。 木のように大地に根を生やした暮らしってどんなかんじだろう? きっと、すてきだろうなぁ。そんな、アンナの淡い憧れや、まだ何者にもなっていない柔らかくふわふわしたアイデンティティを、イザベル・アルスノーが軽やかなタッチで描き出します。 カナダには200を超える民族が暮らしています。日本では、なかなか実感するのが難しい多文化社会への理解の一歩に。
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ちいさい舟
¥2,200
ちいさい舟 画|熊谷誠 文|熊谷聡子 UEMON BOOKS 絵本のこたちの出版レーベル、UEMON BOOKSの初めての絵本です。 「舟」の作品は、鉛筆やアクリル絵の具で描かれた絵画で、作者 熊谷誠の生まれ育った家の解体からインスピレーションを得たシリーズです。 この「舟」によって、これまで制作してきた「家」や「日の出」といった一連の作品をもあわせて、ひとつの物語を紡ぎだしました。 絵本の内容: 生家が解体される際、屋根裏から、一艘のちいさい舟があらわれました。 昔々、この辺りには大きな沼があったのです。ある年の大水で、家の半分が水に浸かったこともありました。ゆっくりと景色は変わり続け、気がつけば地形も暮らし方もずいぶんと変化してきました。 時々不意に現れる災害の痕跡と、当時の暮らしに思いをめぐらし、語り継がれる物語と忘れ去られる物語の続きにある今日をまた、生きようと思うのです。 熊谷 誠 (クマガイ マコト) (画) 京都市在住。京都精華大学芸術学部版画専攻 同大学院卒。版画、オブジェ、絵画作品を制作。国内外で個展、グループ展多数。 生家の解体により屋根裏から現れたちいさい舟は、昔、父から聞いた水害の話を思い出させました。その昔、自宅近くの幹線道路の向こうは、水田が広がっていました。そのもっと昔は沼だったといいます。 熊谷 聡子 (クマガイ サトコ) (文) 京都市在住。京都精華大学芸術学部版画専攻卒。デザイン事務所、出版社勤務、専業主婦を経て2018年より絵本のこたち店主。 安野光雅さんの『ふしぎなえ』に魅了されて以来の絵本好き。そういうと、安野さんの『旅の絵本』の旅人は「ちいさい舟」に乗ってやってきたのでした。
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となりのゆうくん サイン本
¥1,980
となりのゆうくん 絵|多田文ヒコ 文|熊谷聡子 UEMON BOOKS 2024年11月 初版第1刷 となりのせきのアイツは、ぼくにだけ わらわない。 なまえをよんでも ギロって みるだけ。 おねえちゃんは「わらわせたら いいよ」って いうけど、 そんな、カンタンじゃないんだ。 誰にでも苦手な人っていますよね。 コミュニケーションが取れないと、学習もうまくいかないし。 ちょっとだけ人生の経験値が高いお姉ちゃんのアドバイスはぼくには難しくて…… でも、案外、相手も同じことを思っているかもしれません。 なんでもなさそうな悩みも、本人にとっては深刻で、 だけど、きっかけさえあればガラリと変わることもあります。 そううしたら次は、きっかけを作る方になるのかも。 イラストは注目のアニメーション作家多田文ヒコさん。表情豊かに描き出します。 多田 文ヒコ (タダ フミヒコ) (絵) 京都市在住。イラストレーター、グラフィックデザイナー CGアニメコンテスト入選多数、2023アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA 入賞。 イラストを担当した絵本に『ピースマンのまほうのハサミ』『ピースマンのチョキチョキなんてこわくない』(ともに電気書院)がある。 熊谷 聡子 (クマガイ サトコ) (文) 京都市在住。京都精華大学芸術学部版画専攻卒。デザイン事務所、出版社勤務を経て2018年より絵本のこたち店主。『ちいさい舟』UEMON BOOKS ※サイン本をお作りする期間、お待ちいただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
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本トのこと
¥770
絵本のこたちの店主が書いた絵本エッセイをまとめたZINEです。 よく、選書の基準を尋ねられますが、絵本は一冊一冊それぞれに違う魅力があるので、ひと言では言い表せません。 そこで、この絵本がどんな風に良いと思うのかを自分の言葉で、まずは、よく知られる定番絵本のうちから13冊について書きました。1見開きに1冊ずつの短い文章です。 解説でもレビューでもなく、私はこんな読み方をしましたというエッセイです。 店主が大切にしている何かが伝われば嬉しく思います。 本トのこと A5判 32p. ZINE ご紹介する絵本 『ふしぎなえ』 『ちいさなヒッポ』 『ままごとのすきな女の子』 『おじさんのかさ』 『おちゃのじかんにきたとら』 『からすたろう』 『すてきな三にんぐみ』 『ペレのあたらしいふく』 『ふしぎなたけのこ』 『あめがふるときちょうちょうはどこへ』 『グリム童話 ねむりひめ』 『おやゆびひめ』 『ルピナスさん』
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イチゴはだれにもあげないよ
¥2,640
イチゴはだれにもあげないよ 作|アイノ-マイヤ・メッツォラ 訳|みずの ゆきこ 化学同人 庭のお世話が大好きなねずみのイルマ。 今日は少しご機嫌ななめな様子。 雑草はなかなか抜けないし、ハエはうるさくするし お日様はカンカン照りで汗びっしょり。大変な重労働です。 それなのに、なんということでしょうか、大切に育てたイチゴがかじられています! 滲みを活かした柔らかなタッチで作物の瑞々しさ、庭の豊かさを描き出します。 シックな色合いがおしゃれですね。さすがは、マリメッコのデザイナー。 豊かな実りを塀で囲って守るよりも、分かち合う方がより豊かになれるのではないでしょうか。それに楽しいし。
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装いせんとや生まれけん 着物の戯れ じぶん流
¥1,980
装いせんとや生まれけん 着物の戯れ じぶん流 著|蓮味 青 エディション・エフ 能の演目や季節に合わせた着物のコーディネートを、京都在住、着物と古典芸能をこよなく愛し、古裂、古民芸、骨董家具、古い器などを日常に生かす生活を模索。週末のみ着物生活をおくる著者が紹介。 遊び心と知性と美意識が楽しい。コーディネートの参考にも読み物としても。
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ゆき
¥1,650
ゆき 作 ユリ・シュルヴィッツ 訳 さくまゆみこ あすなろ書房 灰色の空からひとひらの雪が降ってきます。男の子は嬉しくてたまらない様子。 雪になど興味を示さない素っ気ない態度の大人たちをよそに、雪は次から次から降ってきて… 男の子の仲間に加わるのが、本屋さんの看板から飛び出してきたキャラクターたちというのもニクイです。絵本は、子どものワクワクに寄り添うものでありたいですね。
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ゆきのひ
¥990
ゆきのひ 作|加古里子 福音館書店 初版刊行年 1966年2月 里山にゆきが降ります。 大人たちは少しくらいの雪ならいつも通り働いています。 けれど、少しずつ雪の備えをしていますね。 子どもたちの様子はどうでしょう? 道に雪が積もったらどうしましょう? 山は? 町の様子はどうですか? 雪が降ったら楽しいこともありますが、吹雪になると大変です。 そんな時も誰かが、日常を支えていることが分かりますね。
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かげぼうし
¥1,650
かげぼうし 作 安野光雅 冨山房 初版発行年 1976年第1刷発行 表紙の絵の美しいこと。扉のマッチ箱のデザインのような絵も素敵です。 雪の降りしきる街角でマッチ売りの女の子が困っています。 影の国から見張り番が見つめます。 ふたつの場所で同時に進行するお話が最後にひとつに合わさって… そこにいるということは、ここにはいないということ。 いるべき場所を離れたら、どうなるんだろう? そんな、空想をかき立てる絵本です。
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ゆき ゆき ゆき
¥990
ゆき ゆき ゆき 作|たむらしげる 福音館書店 初版刊行年 2011年12月 真っ赤な背景と軽やかに舞い降りる雪の白さのコントラストに心が躍ります。 薄墨色の空に生まれる白く小さな雪の赤ちゃん。 だんだん大きく、結晶になって羽のように軽やかに舞い降りてきます。 こんなふうにして、雪はできるんだね。 雪を通して自然科学に親しむ絵本。 地上に降りつもった雪で、さあ、何を作ろう?
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鬼のうで
¥1,760
鬼のうで 赤羽末吉 偕成社 初版刊行年 1976年12月 「酒呑童子」や「大江山の鬼退治」をもとに歌舞伎の演目にも使われる物語を 絵本というメディアでドラマチックに展開します。 赤羽末吉さんは民芸品のような温もりのある味わい深い絵本が多いですが、『鬼のうで』は工芸品のように格調高く、鬼との壮絶な戦いを描きます。 読み聞かせの時は講談師になったつもりで読んでもらいたい。
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だいくとおにろく
¥990
だいくとおにろく 再話|松居直 絵|赤羽末吉 福音館 大工と鬼の知恵くらべ。 流れのはやい川に橋をかける仕事を引き受けた大工ですが どうしたものかと思案に暮れているところに鬼があらわれます。 目玉と引き換えに橋をつくってやろうと話はまとまりますが、 大工はうまく交渉を引き延ばして逃れます。
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島ひきおに
¥1,540
島ひきおに 文|山下明生 絵|梶山俊夫 偕成社 初版刊行年 1973年2月 「おーい、こっちゃきて あそんでいけ!」 なみがうなるように、よんでおった。 寂しがり屋の鬼は村人と遊びたいだけなのに、どこへ行っても爪弾き。海をさまよい、いつしか島は波に削られ消えてしまった。 「おーい、こっちゃきて あそんでいけ!」 南へ南へと海の中をどこまでも歩き続ける鬼。一緒に遊びたいだけなのに。胸がきゅうーっと痛くなるお話。梶山俊夫さんの絵が素晴らしい。 作者の山下明生さんの故郷広島に敷島という無人島があり、もとは引島(ひきしま)と呼ばれていたのだとか。いい伝えでは、島を引っ張ってきた鬼がそこで力尽きたとか。山下さんは、鬼を死なせたくなくて、どこまでも海を歩かせたのだそう。 ただ、遊びたいだけの鬼の話もろくに聞かず、あらぬ罪をきせて排斥します。鬼のひく島も波に削られ、姿が見えなくなるまで海を彷徨うんです。大きく描かれる鬼が目を引くんですが、ちっぽけな人間の残酷さには、なかなか気づけない。
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こぶじいさま
¥990
こぶじいさま 再話・松井直 画・赤羽末吉 福音館 福音館の『こぶじいさま』は、福音館書店創業メンバーで名編集者の松井直さんによる再話。絵は赤羽末吉さん。赤羽末吉さんの『かちかちやま』は、勢いのあるキリッとした線で緊張感のある場面を展開されていましたが、『こぶじいさま』は色のグラデーションやにじみの効果がやわらかく、鬼がたくさん出てくるのに、どこか、のどかな雰囲気ですね。 「こぶとりじいさん」という題名の方が馴染みがあるかもしれません。私の大好きな昔話のひとつです。 いわゆる隣の爺型昔話で、人の真似をしてもろくなことはないのですが、このお話の隣の爺さまには同情を禁じ得ません。陽気な性格や一芸を持っていたり機転がきくと、ピンチをチャンスに変えられるのはきっとそうなんでしょうけど、隣の爺さまは欲張りでも嘘つきでもないのに、内気なばっかりにこぶが増えるって酷いじゃないですか。むしろ、主役の爺さまの嘘が隣の爺さまに災いとなって降りかかっているというのに。このあとのご近所付き合いに大いに差し障ると思います。 なのに、なぜ大好きな昔話かというと、別に隣の爺さまの不運を笑っているわけではありません。 まず、鬼たちは何者なんだろう? というのがずっと気になっていました。 大川悦生さんの『こぶとり』(ポプラ社)では天狗になっていますが、『こぶじいさま』(福音館)同様、大勢でお堂の周りを歌い踊ります。炭焼き小屋とかではなくお堂。異界につながるキーポイントがお堂というのもいいです。お堂って神仏を祀るものですよね。歌や踊りを奉納しているのでしょうか。鬼たちが悪者だとは思えません。 中世から近代以前は日本にもアジール的な空間があったそうです。アジールとは聖域や自由領域、避難所、駆け込み寺といった性格を持つ場所で、権力や法の支配が及ばない、社会からはみ出したものが生きることができる領域。公民権はないけど投獄まではされないみたいな曖昧な場所。そういう場所が各地にあったそうです。 物語に出てくる鬼や山姥も、そういう人々との遭遇であったのではないかなと思います。このお話のお堂はアジール的な場所を示しているのではないでしょうか。鬼の集団は、旅芸人の一座が滞留してたのかもしれません。そういう人たちは、新しい価値観を持ち込むでしょう。 じいさまが厄介に思っていたこぶを、その一座は大事なものだと思い込みます。コンプレックスだったこぶがチャームポイントだと認識されたら、実際にこぶを取らなかったとしても、じいさまみたいに急に身軽になったような気持ちになるのではないでしょうか。その爽快感が大好きです。 隣の爺さまは残念でしたが、合わない集団に無理して寄っていくことないですよと伝えたいです。
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ね, うし, とら……十二支のはなし
¥1,650
ね, うし, とら……十二支のはなし 文|ドロシー・バン・ウォアコム 絵|エロール・カイン 訳|へんみ まさなお ほるぷ出版 よく知られている十二支の順番を決めるお話とは少し違いますが、やはり、ねずみは知恵者。 他の動物たちのおおらかさもいいですね。 エロール・カインのエキゾチックな画風がなんとも素敵。 1978年初版発行のロングセラーです。
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あたらし島のオードリー サイン本
¥1,760
あたらし島のオードリー サイン本 文|川上和人 絵|箕輪義隆 アリス館 初版刊行年 2024年10月25日 カツオドリのオードリーたちの暮らす島の近くで噴火がおこり、オードリーたちの島も溶岩にのみ込まれてしまいました。 しかし、あたらし島と名付けたその島は、灰で覆われ何もないすむにはとても厳しい環境です。 何度も卵を失い、それでもオードリーたちは離れようとしません。 長い長い時間をかけて、自然が再生していくにはオードリーたちのような生き物の存在があったのですね。 緻密な絵は、「鳥のおはなし絵本シリーズ」(アリス館)でもお馴染みの箕輪義隆さん。 いつも監修をされている鳥類学者の川上和人さんが意外にもはじめての絵本の文を書かれました。 限定3冊、お二人のサイン入りございます。
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トムテ
¥1,540
トムテ 作|リードベリ 絵|ウィーベリ 訳|やまのうちきよこ 偕成社 初版刊行年 1979年11月 1刷 トムテとは、北欧の人々に親しまれてきた小人です。 農家や仕事場に住んでいて、その姿は容易に見ることはできません。 何百年も生き続け、その家の人々の幸せを見守ります。 スウェーデンの詩人リードベリが『トムテ』の詩を発表したのは1882年とのこと。 ウィーベリが美しい絵を添えたのは1960年。日本語版の初版発行は1979年です。 なるほど、時を越えて生き続けています。 何百年も生き続けるトムテにも、わからないことがあります。 永遠の最中で、今、生きていること、偶然出逢うこと全てが奇跡に思えます。 クリスマスに感謝の気持ちを込めて、また、新年の希望を込めて贈り物にも最適です。
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あおいよるのゆめ
¥1,980
あおいよるのゆめ 作:ガブリエーレ・クリーマ 訳:さとうなおこ ワールドライブラリー ちいさなゆびで、よぞらに星をうかべましょう。 花を咲かせたり、船で南の島へいったり。 あかりをともそう。すてきな夢をみよう。 ちいさなゆびで、いろんなことができるよ。 赤ちゃんの小さな指でも操作できます。 絵がお洒落で大人も満足、大人気の仕掛け絵本です。
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ようせいたちのもり
¥1,980
あおいよるのゆめ 作:ガブリエーレ・クリーマ 訳:さとうなおこ ワールドライブラリー ちいさなゆびで、何ができるかな? りんごの木に実をつけたり、雪をふらせたり。 あ、おとうとの歯がはえてきた! ちいさなゆびで、いろんなことができるよ。 赤ちゃんの小さな指でも操作できます。 絵がお洒落で大人も満足、大人気の仕掛け絵本です。
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サンタクロースっているんでしょうか?
¥880
サンタクロースっているんでしょうか 訳|中村妙子 絵|東逸子 偕成社 サンタクロースっているんでしょうか 訳 中村妙子 絵 東逸子 偕成社 8歳の少女の質問に応えたアメリカの『ニューヨーク・サン』新聞の社説です。 大人向けの絵本と子ども向けの絵本の違いはなんでしょう? 内容が難しいか深いかということでしょうか? 私が思う子ども向けの絵本というのは、 大人が子どもに与えるものとして責任を負ってるかどうかだと思います。 『サンタクロースっているんでしょうか?』は、無邪気な質問への答え方が見事というだけでなく、大人へのまた新聞というメディアへの信頼に誠心誠意応えたという点でも素晴らしく責任を持って子どもに手渡せる絵本のひとつです。