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さかなくん
¥1,430
SOLD OUT
さかなくん 作|しおたにまみこ 偕成社 2022年5月 第1刷 さかなくんは小学一年生。 学校に行くには大変な準備が必要です。 なにしろ、さかななので家の外には水がありませんから。 『やねうらべやのおばけ』では黒、『たまごのはなし』では白、 木炭鉛筆で緻密に描く独特の世界を今度はカラフルにつくり出します。 カラフルな世界に、いろんな子たちがいますね。 トカゲくんやにんげんくんも。 とっても、やさしい世界のお話です。
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かたつむり
¥1,540
かたつむり 作|キム・ミヌ 訳|わたなべなおこ あすなろ書房 2022年3月30日 第1刷 少し歳の離れた兄とは、体格も体力もずいぶん差があり、 幼児用の自転車では、兄の友だちたちには着いていけません。 ついて来ちゃダメだよ、と言われても、必死で頑張りますが・・ ひとりだから見えることもありますね。 戻ってきたお兄ちゃんには、教えてあげるのかな?
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いつまでも、鰐
¥2,200
いつまでも、鰐 作|レオポルド・ショヴォー 訳|高丘由宇 文遊社 2006年8月20日 年老いて獲物をとりに行けなくなった鰐は、そばで寝ていた曾孫を食べる。 群れを追われた鰐は、蛸と出会い好きになる。 ついに鰐は恋人の蛸を丸ごと食べる。 最終的に鰐は神として、いつまでも鰐でい続けるという奇妙なお話。 日本でいう狐や熊といった霊性を鰐に見るのか、あるいは如何ともし難い鰐の性(サガ)なのか、ヒトの感覚では理解の範疇を越えた世界があるよね、と諦観の念さえ湧いてくる。 わけが分からないながら何とは無しに、哀しみが残り香のように漂う不思議で魅力的な絵本。 装画、挿画もショヴォーの作。
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キオスク
¥2,200
キオスク 作|アネテ・メレツェ 訳|くろさわあゆみ 潮出版社 2021年5月1日 第1刷 キオスクとは、日本でいう駅にあるキヨスクとほぼ同義で、元は庭の一角に建てた東屋だとか。 何でも売ってる、ごく小さな商店のことですね。 街の一角のキオスクに、オルガという女性が働いています。 お客さんの好みはすべて把握していて、夜になると 雑誌をめくりながら、旅へと想いをはせます。 けれど、オルガはとても体が大きいのでキオスクから出られないのでした。 ある日、いつも届く新聞の束が少し遠くて手が届きません。 それがオルガの生活を一変させるのでした。 変わりない毎日、悪くないど、少し窮屈で退屈。 さびしさを紛らわせるため、どこか遠くを夢みるオルガ。 だけど、変化を起こすのは、ほんのちょっとしたきっかけに過ぎないのかも。
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手塚マンガで憲法九条を読む
¥1,650
手塚マンガで憲法九条を読む 手塚治虫 解説|小森陽一 子どもの未来社 2018年6月9日 第1刷 戦争が終わり、これでやっと禁止されていた漫画を自由に描くことが出来る喜びも、顔に傷を負いオペラ歌手への夢を断たれた京子ちゃんの目に光る涙の前で急速にしぼむのでした。 半自伝的作品「紙の砦」はじめ、敵基地先制攻撃論に基づいて出征する近未来の戦争を描いた「ザ・クレーター 墜落機」、戦争の惨禍を忘れた現代人への警告「1985への出発」など、憲法九条に関わるアンソロジー。
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おおきなかぜのよる
¥1,760
おおきなかぜのよる 作|阿部結 ポプラ社 2021年11月 第1刷発行 ひゅー ひゅるー 外は大きな風。窓を揺らすよ、一緒に遊びたいのかな? 風にさそわれ、夜の世界へ。どこまで飛んでいくのかな? 2020年に『あいたいな』(ひだまり舎)で絵本デビューした注目の絵本作家、阿部結さん。 ダイナミックな画面構成が幻想の世界にぐいぐい引っ張り 大きな風と遊ぶ子どもの無限の力を感じさせるパワフルな絵本。 最後はほっこり温かいのも阿部さんの魅力ですね。
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エイモスさんがかぜをひくと
¥1,540
エイモスさんがかぜをひくと 文:フィリップ・C・ステッド 絵:エリン ・E・ステッド 訳:青山南 光村教育図書 2010年7月29日第1刷発行 2012年4月17日 第3刷 動物たちはみんなエイモスさんと遊ぶのが大好きです。 ある朝のエイモスさんは、くしゃみも出るし寒気もします。 「今日はお休みするしかないか」さて、動物園では… 一緒に過ごす時間を大切にするエイモスさんの優しさが滲み出るようなやわらかい絵は、エリン ・E・ステッド。木版画と鉛筆で描かれています。
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地球のことをおしえてあげる
¥1,760
地球のことをおしえてあげる 作|ソフィー・ブラッコール 訳|横山和江 すずき出版 2021年2月1日 第1刷 73ページ ソフィー・ブラッコールの大変、美しい絵本。 表紙の男の子が長い長い手紙を書いています。 宇宙にいるみたことのない友だちへ。 地球のことをおしえてあげると。 広い宇宙のどこに地球があるか、どんな人々が住んでいて、どんな暮らしをしているか、様々な動物たち、生き物たち。争いも起こるけど協力もできる。老いるけど助け合える。 私たち地球人はこんな風ですよ。 未来に生きる人には、こうあって欲しいなぁと思う絵本です。
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世界で一番の贈り物
¥1,210
世界で一番の贈り物 作|マイケル・モーパーゴ 画|マイケル・フォアマン 訳|佐藤見果夢 評論社 2005年11月5日 初版第1刷 2018年9月10日 第2刷 1914年のクリスマスの日のこと。 第一次世界大戦中の戦場で英独両軍の兵士が向かい合っていました。 メリー・クリスマス、エゲレスさんよぉ! 自然発生的につかの間の休戦がもたらされ、無人地帯ではサッカーの試合が行われたのです。 両軍の兵士の大半は普通の市民です。兵士たちは理解しました。 サッカーの試合ならだれも死なずにすむ。親を失う子もない。夫を失う妻もない。 軍の公式記録には残っていない、本当にあったお話です。
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たまごのはなし
¥1,210
たまごのはなし 作|しおたにまみこ ブロンズ新社 2021年2月25日 第1刷 キッチンでずっと長いことじっとしていたたまごは、ある日動いてみようと思いました。 それからというもの・・・ 当たり前と思ってたことや親切のつもりがそうでなかったり、たまごの言うことは皮肉っぽくて全部、本当のこと。おかしくてドキッとして、クスッと笑ったりニヤニヤしてしまう。 子どもは大笑い。大人はうーむと唸ります。 しおたにまみこさんの静謐な筆致がお話に深みを与えています。新刊なのに古典の風格。 今なら、一筆箋と栞のセットがついてます!
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空の飛びかた
¥1,650
空の飛びかた 作:ゼバスティアン・メッシェンモーザー 訳:関口裕昭 光村教育図書 2009年4月20日第1刷 2018年9月10日第5刷 21cm×23cm 49p 当店でも人気のタイトルです。 落ち着いた雰囲気の絵本で、巣立つお子さんやお世話になった先生へのプレゼントにも喜ばれます。 ある日の散歩中、一羽のペンギンに出くわした。 空を飛んでいる途中に、落っこちたと言う。ペンギンが空を飛べないことくらい知ってる。 だが、奴は大真面目に、その気になれば飛べると信じているようだ。 無理だと思ってやらなければ、無理のままだ。 飛べるか飛べないかじゃなく、飛びたい気持ちがあるかどうかだ。 ペンギンの思いは、少しやさぐれた風の男の心も動かしたのかもしれない。 何かの拍子に上手くいかなくなった人への励ましや、やりたい事があって迷っている人の背中を押す1冊になるといいですね。
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ペピーノ
¥1,485
ペピーノ 文|リンデン・クロムハウト 絵|ヤン・ユッテ 訳|野坂悦子 朔北社 2001年5月25日 第1刷 2020年9月25日 第2刷 ペピーノは熊の皮を被って曲芸をするサーカスの人気者。 誰もが本物の熊だと信じて疑いません。 だけど、ペピーノ自身は、クマのフリをしていることにうんざりしてきました。 ある日、こっそりサーカスを離れ、誰も住んでいない一軒家にたどり着きました。 あくる朝、目覚めると、驚いたことにクロクマが寝ていたのです。 ペピーノは正体がバレないように、クロクマと過ごすうちに・・・ たまたま生まれた環境で与えられた役割に違和感を感じる。そこから離れること、本当に一緒にいたい人と過ごすこと。 自分の気持ちに正直に生きたい。当たり前のようで難しい、現代的な物語です。
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ふぁんきーなモナ・リザ (JIROのエクスリブリス)
¥440
Ex-Libris(エクスリブリス)とは、ラテン語で「〇〇の蔵書から」という意味で、本の見返しなどに貼る小紙片です。かつて、本は非常に高価な宝物だったので、所有者が誰であるかをはっきりさせることが重要でした。趣向を凝らしたEx-Librisは「神の宝石」と呼ばれ、蒐集の対象にもなりました。そんな紙の本ならではの楽しみも知っていただきたく、絵本のこたちオリジナルのEx-Librisを銅版画で作っています。図案は店主宅の末っ子が描いてます。 ※一点一点手摺りで印刷しています。色味の印象に違いがある場合があります。
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月へ行く人は優しそうに見えて火星人を監視している (JIROのエクスリブリス)
¥440
Ex-Libris(エクスリブリス)とは、ラテン語で「〇〇の蔵書から」という意味で、本の見返しなどに貼る小紙片です。かつて、本は非常に高価な宝物だったので、所有者が誰であるかをはっきりさせることが重要でした。趣向を凝らしたEx-Librisは「神の宝石」と呼ばれ、蒐集の対象にもなりました。そんな紙の本ならではの楽しみも知っていただきたく、絵本のこたちオリジナルのEx-Librisを銅版画で作っています。図案は店主宅の末っ子が描いてます。 ※一点一点手摺りで印刷しています。色味の印象に違いがある場合があります。
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本と犬(JIROのエクスリブリス)
¥440
Ex-Libris(エクスリブリス)とは、ラテン語で「〇〇の蔵書から」という意味で、本の見返しなどに貼る小紙片です。かつて、本は非常に高価な宝物だったので、所有者が誰であるかをはっきりさせることが重要でした。趣向を凝らしたEx-Librisは「神の宝石」と呼ばれ、蒐集の対象にもなりました。そんな紙の本ならではの楽しみも知っていただきたく、絵本のこたちオリジナルのEx-Librisを銅版画で作っています。図案は店主宅の末っ子が描いてます。 ※一点一点手摺りで印刷しています。色味の印象に違いがある場合があります。
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紳士 ネスコブロフ (JIROのエクスリブリス)
¥440
Ex-Libris(エクスリブリス)とは、ラテン語で「〇〇の蔵書から」という意味で、本の見返しなどに貼る小紙片です。かつて、本は非常に高価な宝物だったので、所有者が誰であるかをはっきりさせることが重要でした。趣向を凝らしたEx-Librisは「神の宝石」と呼ばれ、蒐集の対象にもなりました。そんな紙の本ならではの楽しみも知っていただきたく、絵本のこたちオリジナルのEx-Librisを銅版画で作っています。図案は店主宅の末っ子が描いてます。 ※一点一点手摺りで印刷しています。色味の印象に違いがある場合があります。
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白亜紀(JIROのエクスリブリス)
¥440
SOLD OUT
Ex-Libris(エクスリブリス)とは、ラテン語で「〇〇の蔵書から」という意味で、本の見返しなどに貼る小紙片です。かつて、本は非常に高価な宝物だったので、所有者が誰であるかをはっきりさせることが重要でした。趣向を凝らしたEx-Librisは「神の宝石」と呼ばれ、蒐集の対象にもなりました。そんな紙の本ならではの楽しみも知っていただきたく、絵本のこたちオリジナルのEx-Librisを銅版画で作っています。図案は店主宅の末っ子が描いてます。 ※一点一点手摺りで印刷しています。色味の印象に違いがある場合があります。
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ペンギソ (JIROのエクスリブリス)
¥440
Ex-Libris(エクスリブリス)とは、ラテン語で「〇〇の蔵書から」という意味で、本の見返しなどに貼る小紙片です。かつて、本は非常に高価な宝物だったので、所有者が誰であるかをはっきりさせることが重要でした。趣向を凝らしたEx-Librisは「神の宝石」と呼ばれ、蒐集の対象にもなりました。そんな紙の本ならではの楽しみも知っていただきたく、絵本のこたちオリジナルのEx-Librisを銅版画で作っています。図案は店主宅の末っ子が描いてます。 ※一点一点手摺りで印刷しています。色味の印象に違いがある場合があります。
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おにたのぼうし
¥1,100
おにたのぼうし 文|あまんきみこ 絵|いわさきちひろ ポプラ社 1969年7月 第1刷 2016年12月 第122刷 節分の夜、どの家でも豆まきで鬼祓いされ、おにたは行き場所を失っていました。 首尾よく入り込んだ家は、病気のお母さんの女の子ふたりきり。 食べるものもなく、雪を溶かした水でお母さんの額を冷やします。 おにたは帽子で角を隠し、女の子は空腹をお母さんに隠しています。 女の子の無邪気な言葉に傷つくおにたは、精一杯の思いやりを残して消えます。 「おにだって、いろいろ あるのに。おにだって……」 おにたのその言葉を、今一度深く考える必要があると思います。
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オレゴンの旅
¥1,650
オレゴンの旅 文:ラスカル 絵:ルイ・ジョス 訳:山田兼士 らんか社 2018年10月20日 復刊第1刷 30cm×22cm 33p ロードムービーを観ているような気がします。読み終え、本を閉じる時、暗い映画館の中から明るい日差しのもとへ出て行くような気持ちになります。 サーカスの道化師デュークは、ある日、同僚の熊のオレゴンに「森に連れて行って」と頼まれます。デュークは、ひと晩、考えますが、オレゴンにはエゾマツのきれいな森の奥が合ってると思うのでした。 何もかも置いて、ふたりは出かけます。荷物はすべて置いていったのに、まだ何か背負っているものに気づくのでしょうか。読み進めるにしたがって、だんだんと心が軽くなっていきます。 ひとつの旅を終わりは、自分の旅の始まりでもあります。
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ふるいせんろのかたすみで
¥1,760
ふるいせんろのかたすみで 作:チャールズ・キーピング 訳:ふしみみさお 出版:ロクリン社 2017年10月28日第1刷 28cm×22cm 32p 『たそがれえきのひとびと』(らくだ出版 1983年)の 新装新訳版 ふるいせんろのかたすみで、長屋につつましく暮らす人々は、毎週みんなでお金を出して買う、サッカーくじが楽しみです。 ある日、届いた封筒には、とんでもない額の小切手が入っていて、くじが大当たりして、みんなは大喜び。お金の使い道は? それぞれですね。 緻密さと大胆さが同居するチャールズ・キーピングの絵が美しく、それぞれの人生の襞を表しているようです。
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お味噌知る。
¥1,760
お味噌知る。 著|土井善晴 土井光 世界文化社 2021年11月10日 第1刷 2022年1月10日 第3刷 一汁一菜でよいと提案された土井善晴さんと長女光さんの味噌汁の本。 ツナ缶で出汁をとったり、パンに合う味噌汁も。 ひとり分のレシピから、家族の好みや季節に合わせた味噌汁、スペシャルな味噌汁まで。 一人暮らしの学生さんにも、ご高齢の方にも。
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バクちゃん1、2
¥1,694
バクちゃん1. バクちゃん2. 作|増村十七 KADOKAWA この商品は、バクちゃん1.(880円)、バクちゃん2.(814円)のセット販売です。 夢が枯渇してしまったバク星からやってきた宇宙移民のバクちゃん。 かろうじて入国審査をパスするも、永住権獲得には複雑で矛盾だらけの手続きが立ちはだかります。 ゆるく不思議な雰囲気のコミックながらリアルな日本が描かれています。 みんなが夢を見られる社会だったらいいのに。 バクちゃんがいつまでもここに居られるように。
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関西弁で読む遠野物語
¥1,760
関西弁で読む遠野物語 著:柳田国男 訳:畑中章宏 絵:スケラッコ エクスナレッジ 2020年3月30日第1刷 遠野物語は岩手県の内陸部にある遠野に伝わる物語。民俗学者の柳田国男が遠野出身の佐々木喜善から聞いた話をもとに普遍的な民俗資料として文語体で書き記したものです。 ですが、もとは身内や集落で大人から子どもへと語り聞かせた物語。そんな『遠野物語』をおかしみと親しみをそなえた関西弁で語ります。 生涯、関西訛りが抜けなかったという柳田国男が、家でおかんに聞かせる時は、こんな風に言うてたんやろな、と読んでください。 読んでるうちに人に語り聞かせたくなります。 そういうと、うちの近くにもけったいな話あるねんけど… 畑中章宏(はたなか・あきひろ) 大阪在住。作家、民俗学者 著書に『災害と妖怪』『津波と観音』(亜紀書房)、『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』『蚕』(晶文社)、『柳田國男と今和次郎』『『日本残酷物語』を読む』(平凡社新書)、『天災と日本人』(ちくま新書)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)など多数。