-
日本疫病図説
¥1,760
日本疫病図説 著|畑中章宏 笠間書院 錦絵、玩具、アマビエまで…病にまつわる美術・工芸品、大集合! 様々な感染症に見舞われてきた日本。人々は神仏や有名な武将、予言従獣などのイメージを形にすることで、病除けの願いを託したり、病魔との上手な付き合い方を探ってきた。 新型コロナ禍の今こそ見つめ直したい、“疫病退散”を一挙公開。 1章 疫神の誕生 2章 近世のまじない絵 3章 予言する妖怪たち 4章 明治の流行病 コラム 祇園信仰と蘇民将来 疫病除けの郷土玩具 疫神を祀る風習
-
遠野物語 山の人生
¥1,012
遠野物語 山の人生 著:柳田国男 岩波文庫 1910年の発行から、今年で110周年を迎える『遠野物語』 民俗学入門として、あるいは伝承文学として、今なお多くの人々に読み継がれています。
-
『日本残酷物語』を読む
¥880
『日本残酷物語』を読む 畑中章宏 平凡社新書 高度成長の坂道を登りつつあった昭和三十年代半ば、宮本常一、谷川健一らが中心となって平凡社から刊行された『日本残酷物語』。 名もなき民衆の営みを「物語」として記録した、この叢書はその後の民衆史、生活史のみならず、記録文学などにも大きな影響を与えた。 「残酷」という視点から描きだされたのは、果たして、いかなる「日本」だったか。 畑中章宏(はたなか・あきひろ) 大阪在住。作家、民俗学者 著書に『災害と妖怪』『津波と観音』(亜紀書房)、『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』『蚕』(晶文社)、『柳田國男と今和次郎』『『日本残酷物語』を読む』(平凡社新書)、『天災と日本人』(ちくま新書)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)など多数。
-
おまく
¥1,650
おまく 原作|柳田国男 文|京極夏彦 絵|羽尻利門 出版|汐文社 初版刊行年 2021年7月 えほん遠野物語シリーズ第3期 柳田国男の名著『遠野物語』をもとに、京極夏彦による新たな語りと闇をはらんだ絵で鮮やかに蘇る。 遠野のあたりでは、おまくということが起きる。 彼岸と此岸の通じる扉が開く。そんな不思議なことが遠野にはあります。
-
きつね
¥1,650
きつね 原作:柳田国男 文:京極夏彦 絵:樋口佳絵 汐文社 初版刊行年 2021年8月 えほん遠野物語シリーズ第3期 柳田国男の名著『遠野物語』をもとに、京極夏彦による新たな語りと闇をはらんだ絵で鮮やかに蘇る。 遠野の狐も人を化かす。 いたずら好きで、いつの間にか人の暮らしに紛れ込んでくる狐に情がわいてしまう。
-
おしらさま
¥1,650
おしらさま 原作|柳田国男 文|京極夏彦 絵|伊野孝行 汐文社 初版刊行年 2018年5月25日 えほん遠野物語シリーズ第2期 柳田国男の名著『遠野物語』をもとに、京極夏彦による語りと気鋭の作家が描く絵で現代に鮮やかに蘇る。 遠野のあたりでまつられる「おしらさま」という一対の神様がいる。顔は馬に似せているのもあるという。それには理由がある。悲しくも美しい怪談の原点。
-
みんなの民俗学 ヴァナキュラーってなんだ?
¥968
みんなの民俗学 ヴァナキュラーってなんだ? 島村恭則 平凡社新書 民俗学というと思い浮かぶのは、妖怪、昔話、伝説伝承かもしれません。 ですが、柳田国男も『遠野物語』の前書きに「これ目前の出来事なり」と書いたように「現代」を知る「現代学」なのです。 ついやってしまう願掛けやおまじない、いつの間にか定着してる家庭内のお約束、喫茶店のモーニングやB級グルメといった現代の日常も、民俗学の視点で探ることができるのです。 序章 ヴァナキュラーとは<俗>である 第1章 知られざる「家庭内のヴァナキュラー」 第2章 キャンパスのヴァナキュラー 第3章 働く人たちのヴァナキュラー 第4章 喫茶店モーニング習慣の謎 第5章 B級グルメはどこから来たか? 第6章 水の上で暮らす人びと 第7章 宗教的ヴァナキュラー
-
廃仏毀釈
¥880
廃仏毀釈 寺院・仏像破壊の真実 著|畑中章宏 筑摩書房 2021年6月10日 初版第1刷発行 廃仏は仏を廃すること。毀釈は釈迦を毀すこと。 千年以上ものあいだ、神と仏は共存していたが、明治新政府の神道国教化政策により石仏の首ははねられ、仏像が火にくべられた。 その破壊に人々のためらいはなかったのか。 序章 神仏が共存していた時代 1章 毀釈の典型ー日吉・薩摩・隠岐ほか 2章 古都の惨状ー奈良・京都・鎌倉 3章 聖地の変貌ー伊勢・諏訪・住吉・四国 4章 「権現」の消滅ー吉野・出羽三山・金毘羅ほか 5章 「天皇」の隠蔽ー八王子・祇園・大和ほか 終章 廃仏毀釈は果たされたのか?
-
五輪と万博
¥2,090
五輪と万博 開発の夢、翻弄の歴史 著|畑中章宏 春秋社 五輪や万博といった巨大イベントは、インフラが整備され、人が動き、大きな経済波及効果をもたらす。反面、取り返しのつかない傷跡を残し、民俗が損なわれ、記憶からも消し去られる。 巨大イベントの光と影を土地の感情、感情の民俗学の視点から記す翻弄の歴史。 畑中章宏(はたなか・あきひろ) 大阪在住。作家、民俗学者 著書に『災害と妖怪』『津波と観音』(亜紀書房)、『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』『蚕』(晶文社)、『柳田國男と今和次郎』『『日本残酷物語』を読む』(平凡社新書)、『天災と日本人』(ちくま新書)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)など多数。
-
死者の民主主義
¥2,310
死者の民主主義 畑中章宏 トランスビュー 生きてるものたちの日々のおこないは、おしなべて死者たちのおこないであることを、民俗学者である私は認めざるを得ない。 〜本書 はじめにより 柳田国男や南方熊楠はじめ、渋谷のハロウィンをめぐる考察、ITと怪異現象、『この世界の片隅に』他、過去と現在を縦横無尽に往来し、民俗学の視点で読み解く。 畑中章宏(はたなか・あきひろ) 大阪在住。作家、民俗学者 著書に『災害と妖怪』『津波と観音』(亜紀書房)、『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』『蚕』(晶文社)、『柳田國男と今和次郎』『『日本残酷物語』を読む』(平凡社新書)、『天災と日本人』(ちくま新書)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)など多数。
-
21世紀の民俗学
¥1,980
21世紀の民俗学 畑中章宏 角川書店 インターネット、スマホ、最新テクノロジーが神仏・祭り・習俗と絡みあう新世紀のリアルとは? 新しいと思われていることが古いものに依存していて、古くさいと思われていたことが新しい流行の中にあるー。 柳田国男や宮本常一以来、不安定で流動的な現象の中にこそ日本人の変わらぬ本質を見てきた民俗学が、新時代に切り込む。 畑中章宏(はたなか・あきひろ) 大阪在住。作家、民俗学者 著書に『災害と妖怪』『津波と観音』(亜紀書房)、『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』『蚕』(晶文社)、『柳田國男と今和次郎』『『日本残酷物語』を読む』(平凡社新書)、『天災と日本人』(ちくま新書)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)など多数。
-
ハーメルンの笛吹き男
¥1,650
グリム兄弟『ドイツ伝説集』より ハーメルンの笛吹き男 原作:グリム兄弟 絵:リスベート・ツヴェルガー 文:レナーテ・レッケ 訳:池田香代子 出版:BL出版 30cm×25cm 25p 町に、ねずみが大量発生し、人々が大変困っていたところ、ある男があらわれ、ねずみ退治をしますよと。 人々は、男に依頼しましたが、約束通りの黄金を支払いませんでした。 怒った男が再びあらわれ、今度は130人もの子どもが消えてしまった。 グリム兄弟の『子どもと家庭のメルヒェン集』ではなく、『ドイツ伝説集』全2巻に収められている「ハーメルンの子どもたち」の物語を、ツヴェルガーの謎めいた絵が不安感を増します。 昔話は「むかしむかし、あるところに…」で始まりますが、このお話は、1284年6月26日、ハーメルンで、と具体的な日付も場所も伝えられてますので伝説ですね。 子どもが大量に消えてしまった事件が、あったのだと考えられますが、実際に何が起きたのか、決定づける記述などはなく今も謎のままです。