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ふたりママの家で
¥2,530
ふたりママの家で 作:パトリシア・ポラッコ 訳:中川亜紀子訳 サウザンブックス タイトルはふたりママですが、父親役も母親役もなく、3人の子たちはみな養子で黒人、アジア系、白人と肌の色もバラバラ。でも、ちっとも複雑な家庭ではなくて、二人の親と三人の子たちがいる、実にシンプルな関係の家族。 穏やかで幸せで、驚くほど自由。なんだろう? 自分はなんの変哲も無い普通の家庭と思ってたけど、役割に縛られてたのかなぁ? ふたりママの家って、いいじゃん、って思います。
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わたしは女の子だから
¥2,530
わたしは女の子だから 世界を変える夢をあきらめない子どもたち 文:ローズマリー・マカーニー ジェン・オールバー/国際NGOプラン・インターナショナル 訳:西田佳子 西村書店 わたしは女の子だから、学校に行けない。 わたしは女の子だから、みんなの食べ残したものしか食べられない。 わたしは女の子だから、奴隷として働かなければならない。 だけど、わたしは女の子だから、世界を変えることができる。 貧困、紛争、性差別…… 困難な状況に置かれつつも、希望を抱いて未来を切り開く8人の女の子を紹介する。
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「ジェンダー」で読む物語 赤ずきんから桜庭一樹まで
¥1,760
「ジェンダー」で読む物語 赤ずきんから桜庭一樹まで 編著:髙岡尚子 かもがわ出版 編著者の髙岡尚子氏は、19世紀フランス文学/ジェンダーと文学を専門とする奈良女子大学研究員人文科学系教授であり、本書は同大学において2017年の「ジェンダー言語文化学演習」という授業に集った学生さんたちの読み解きや考察を盛り込んだ授業の記録でもあります。 「ジェンダー」という言葉の意味を曖昧にとらえながら、もはや無関心ではいられない現代に、きちんと言葉で解説されたものを読みたいと思われる方におすすめです。 第二章からは、グリム版とペロー版の『赤ずきん』の明快な比較や、西加奈子『きりこについて』、桜庭一樹『青年のための読書クラブ』の読み解きを辿ります。
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歴史の中で語られてこなかったこと
¥990
歴史の中で語られてこなかったこと おんな・子供・老人からの「日本史」 対談|網野善彦×宮田登 朝日文庫 歴史家 網野善彦と民俗学者 宮田登の対談集。 映画「もののけ姫」にはじまり、文学や映像からヒントを得たり、農業における女性の役割、女性と織物の歴史を民俗学が解き明かすなど、現在につながる日本の姿が見えてきます。
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憲法という希望
¥924
憲法という希望 著|木村草太 対談=国谷裕子 講談社 憲法学者木村草太氏がの平易な言葉で分かりやすく解説する。 憲法とは何か、何のためにあるのか、憲法に込められた意味、その実力。 第1章 日本国憲法と立憲主義 第2章 人権条項を活かす 第3章 「地方自治」は誰のものか 第4章 対談「憲法を使いこなす」には 国谷裕子×木村草太 付録 日本国憲法 全文
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資本主義を半分捨てる
¥990
資本主義を半分捨てる 著|青木真兵 筑摩書房 地に足がついたまっとうな生き方を模索し、社会実験として人文系施設図書館「ルチャ・リブロ」を主宰する著者の提案。 資本主義的な都市と山村を行き来し、自分らしく、互いを認め合い、生きるための手立てを探る。深く息を吸えるように生きるための模索。
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なにかわたしにできることは
¥1,540
なにかわたしにできることは 文: ホセ・カンパリーナ 絵: へスース・シスネロス 訳: 寺田真理子 出版: 西村書店 おじさんは、毎朝、新聞を読む。一字一句、たんねんに。 良い記事もあれば、ふるえ上がる記事も沢山ある。 おじさんは、何をする時も不安でたまらない。 ある日、思いがけない言葉が口をついて飛び出した。 「なにか、わたしにできることは?」 おじさんは、もう不安にはならない。 いつも、誰かがこたえてくれると知っているから。
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13坪の本屋の奇跡
¥1,870
13坪の本屋の奇跡 著:木村元彦 ころから 大阪・谷六の「隆祥館書店」を取り仕切るのは二代目店主の二村知子さん。 確かな選書で間口の広さと奥の深さを両立しつつ、ヘイト本が一切無い。 イヤな気持ちにならない町の本屋であり続ける。 当たり前のようで、実は簡単に出来ることではない。 一体、どういうことなのか。
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くろはおうさま
¥3,850
くろは おうさま メネナ・コティン 文 ロサナ・ファリア 絵 宇野和美 訳 桂川潤 装丁 サウザンブックス社 ひと目でその美しさに目を奪われる『くろは おうさま』。黒字にシルバーのシンプルな表紙。 真っ黒の紙に銀色の文字、透明ニスの盛り上がりで絵と点字が印刷されている無彩色の絵本は、生まれつき目の見えないトマス君が感じる世界。 例えば黄色。からしはぴりりと辛いけど、ひよこの羽みたいにふわふわ。 視覚以外の味覚や触覚、嗅覚で色を感じとるトマス君の言葉に触発され、五感がざわざわと目覚めるのを感じませんか。そして、同じ黄色という名前でも様々な色調の黄色があることに気づきます。頭の中に豊かな色彩が溢れ出すでしょう。 そして、くろはトマス君の一番、好きな色。お母さんの髪の色。 点訳や特殊印刷などにかかる費用面はクラウドファンディングでクリアし、待望の日本語版が実現しました。また、巻末の展示一覧表に加え、日本語版には、JIS規格対応の点字シートを添付、フォントはユニバーサルデザイン書体が採用されています。
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すずちゃんの のうみそ
¥1,760
すずちゃんの のうみそ 作:竹山美奈子 絵:三木葉苗 題字:三木咲良 岩崎書店 初版刊行年 2018年1月31日 自閉症スペクトラム(ASD)のすずちゃんのママから、保育園で仲良くしてくれたお友だちへのお手紙。 「すずちゃんは、年長さんなのに、どうしてくつを一人ではけないの?」 くったくなく訊ねるお友だちに、やさしい言葉で自閉症のことを説明します。 ふーん、そうなんだ。とすーっと入ってくる。お友だちのことが分かるって気持ちいい。 そして、自分のことを伝える勇気も出ます。
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キツネ
¥1,760
キツネ 文 マーガレット・ワイルド 絵 ロン・ブルックス 訳 寺岡襄 手書き文字、日本語版題字 川端誠 BL出版 2001年10月10日第1刷発行 2014年2月1日第9刷発行 森を焼け出された片方の目が見えないイヌは、羽根を焼かれたカササギに寄り添うも、ようやく芽生えた信頼を打ち砕くキツネが現れ、カササギを再び絶望の淵に突き落とします。 疑うことを知らないなイヌと猜疑心が強いのに騙されるカササギ、そして悪意しかないキツネ。 人間のもつ昏い性(さが)と極限状態に陥った時に現れる強さ。
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「ハーフ」ってなんだろう?
¥1,760
「ハーフ」ってなんだろう? あなたと考えたいイメージと現実 著|下地ローレンス吉孝 平凡社 「ハーフ」という言葉から、テレビに出ているタレントの華やかなイメージが思い浮かぶかもしれません。自分は「ハーフ」に良いイメージを持っているから、珍しいからといって、ルーツなど個人的な情報を不躾に聞いたり、髪に触ったりジロジロ見たり、会う人ごとに、そういった経験を日々繰り返される立場に立たされたら、どう思うでしょうか? 自分も無自覚に行っているかもしれない差別に気づき、社会の構造について考える。 Contents 第1章 「ハーフ」の問題は社会の問題なの? 第2章 それぞれの経験が複雑ってどういうこと? 第3章 「ハーフ」のイメージと現実は違うの? 第4章 「当たり前を問い直す」ってどういうこと? 第5章 メンタルヘルスについてどう向き合うといいの?
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キミのセナカ
¥1,760
キミのセナカ 作|野原くろ サウザンブックス社 ご近所付き合いも健在な地方の小さな町では、みんな優しく温かい。 人に関心があるから、なんでもない事でも尾ひれがついて、噂はさざなみのように広がる。 さざなみを立てないようにするには周りに合わせるしかない。 男なら当然、女の子に興味があるフリをするなどして。 高校で再開したタケルと公太郎。 友情なのか恋心なのか名前はつけ難いけども、心からお互いを大切に思える、たった一人でもそんな人がいたら世界は全く違った景色になるのでしょう。 この本が誰かにとってキミに会えてよかったと思える一冊になりますように。
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バクちゃん1、2
¥1,848
バクちゃん1. バクちゃん2. 作|増村十七 KADOKAWA 夢が枯渇してしまったバク星からやってきた宇宙移民のバクちゃん。 かろうじて入国審査をパスするも、永住権獲得には複雑で矛盾だらけの手続きが立ちはだかります。 ゆるく不思議な雰囲気のコミックながらリアルな日本が描かれています。 みんなが夢を見られる社会だったらいいのに。 バクちゃんがいつまでもここに居られるように。 この商品は、バクちゃん1.、バクちゃん2.のセット販売です。
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よい移民
¥2,640
よい移民 著|ニケシュ・シュクラ 訳|栢木清吾 創元社 初版刊行年 2019年8月 お話の主人公は、いつも白人? 脇役にアジア系や黒人が描かれていたら、多様性に配慮したことになるのでしょうか? あなたの国の文化を知ってますよ、という意味なのだろうけど、その国らしさを求められる。いつもいつも。 70年代以降生まれの俳優、ミュージシャン、詩人、ジャーナリストなど、移民2世・3世の著名なクリエイター21人の、移民としての自己存在の意味や葛藤、社会の偏見などを繊細かつ巧みに表現。編集は、インド系移民の若手作家ニケシュ・シュクラ。
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さよなら、男社会
¥1,540
さよなら、男社会 著| 尹 雄大 亜紀書房 1970年生まれの著者と生年が同じで、子どもの頃の学校やメディアの時代の空気感をとてもリアルに感じる。女性らしさを活かすという言い方で役割を担わされてきたし男性も同じだった。男社会は男性優位の社会だけども、得はしてても幸せそうには見えない。もう、そんな社会から降りたらいいと思う。 私は男の子の母として、男社会を上手く遊泳出来るように育てるのはやめようと思う。
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まめまめくん
¥1,100
まめまめくん 文|デヴィッド・カリ 絵|セバスチャン・ムーラン 訳|ふしみみさを あすなろ書房 ※新刊を補充するため初版本を在庫しているというわけではありません。 まめまめくんは、豆粒みたいにちっちゃくて元気いっぱい。なんだって出来るよ。 自分がものすごく小さいことに気づいたのは学校に行ってから。 小さいといろんなことが不自由。とっても大変だったよ。 そんなまめまめくんも大人になった。身体は小さいままだけどね。 丁度いい車に乗って、ぴったりの大きさの仕事場に出かける。 え? まめまめくんの仕事は何かって? とっても偉大な…
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ポッコとたいこ
¥1,980
ポッコとたいこ 作|マシュー・フォーサイス 訳|青山南 化学同人 ポッコはカエルの女の子。 お父さんは、ポッコに太鼓を与えたのは間違いだったと考えています。 お父さんは静かに暮らしたいのです。目立ちたくないのです。 太鼓を叩きに外へ出たポッコは、いつしか仲間を引き連れて… 何かを最初に始める人や声を上げるものは「騒がしい」と言われがちです。 暖色ベースの色合いも美しい。コミカルな展開も楽しい絵本です。
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この本をかくして
¥1,650
この本をかくして 文: マーガレット・ワイルド 絵: フレア・ブラックウッド 訳: アーサー・ビナード 岩崎書店 ばくだんが 図書館にあたって、 まちはもえてしまった。 吹雪のように舞い上がる木っ端微塵になった本に、人々は思わず手をのばし、言葉のかけらを掴み取ろうとしました。 残ったのは。たった一冊、赤い表紙の本だけ。自分たちのルーツが書かれている宝石よりも金銀よりも大切な本。 人々は街を離れ歩き続けます。もう本の一冊も手に持つこともかなわなくなり、大きな木の下に埋めました。 戦争が終わり、掘り起こした本を再建された図書館に寄贈します。 図書館にあれば、きっと誰かが見つけて読むだろう。 心の深部を真っ直ぐ見つめるようなマーガレット・ワイルドが、全てを奪い壊していく戦争からも守り抜きたい大事なものを、言葉に記し伝えていく。
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おばあちゃんのにわ
¥1,760
おばあちゃんのにわ 文|ジョーダン・スコット 絵|シドニー・スミス 訳|原田勝 偕成社 初版刊行年 2023年7月 ※新刊を補充するため初版本を在庫しているというわけではありません。 吃音の少年を描いた『ぼくは川のように話す』のコンビによる新作。翻訳も同じ原田勝氏。 ぼくは毎日、朝早くからおばあちゃん家に預けられる。 元はニワトリ小屋だった小さな家で慎ましく暮らす優しいおばあちゃん。 小さな家の中には、庭で採れた食べ物でいっぱい。 ぼくはいつも、何時間も、おばあちゃんとその庭で過ごしたのでした。 作者ジョーダン・スコットのおばあちゃんはポーランドに生まれ育ち、第二次世界大戦中に大変な苦労をされたそうです。 戦後、カナダに移住し、ニワトリ小屋を改装した家にくらしました。 シドニー・スミスの絵が素晴らしい。 小さな家の隅々まで、生きるという絶え間ない人の営みによって築き上げられた暮らしがある。 窓から差し込む光、庭に降り注ぐ光。祖母と孫の無言の時を包む柔らかな光。 食べ物が身体の栄養となるように、数多の無名の人々の人生が、思い出という栄養になっているのだろう。
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教育を家族だけに任せない
¥3,080
教育を家族だけに任せない 大学進学保障を保育の無償化から 著|大岡頼光 勁草書房 初版発行年 2014年3月20日 日本では介護殺人の最も多くの約三分の一が、夫が妻を殺害し、次の三分の一が息子による親の殺害である。 子が親を介護しなければならないという「家族主義」が、介護殺人に至るまで追い詰める。 なぜだろうか。 一因として考えられるのは、介護が始まるまでに、あまりにも多くの経済的援助を親から受けているからではないか。 介護殺人を減らすには、「家族主義」を変え、人生の早期に経済的つながりを断てばいいのではないか。 高過ぎる学費問題の解決は、当事者や子育て世帯だけの問題ではなく安定した社会のために必要です。 「家族主義」を脱し、家庭の激変や貧富にかかわらず、子どもの可能性を最大限に伸ばせる社会の実現へ。
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ザ・ヘイト・ユー・ギヴ あなたがくれた憎しみ
¥1,870
ザ・ヘイト・ユー・ギヴ あなたがくれた憎しみ 著:アンジー・トーマス 訳:服部理佳 岩崎書店 初版刊行年 2018年3月 「…Thug Life(サグライフ)ってのは、 “The Hate U Give Little Infants Fucks Everybody” <子どもに植えつけた憎しみが社会に牙をむく> の略だと言ってるんだ」 読んでいる途中、様々な思いが噴き上がり、何の涙かわからないのに泣いてました。 ギャングがはびこる黒人居住区で、誰もが、まっとうに生きたいと願いながら、ふとしたきっかけで、這い上がれない困難の沼に落ちてしまう。 そして、大人の責任を背負うのは子どもたち。 主人公は16歳の女子高生。名前はスター。 幼馴染の少年、カリルと一緒にパーティーから帰る途中、目の前で、カリルが警官に撃たれて命を落とす。何もしてないのに! 最悪よりもっと悪いことに、カリルは黒人で警官は白人。 もう、だめだ。警官の行動は正当化され、少年は撃たれて当然というニュースが流れるに決まってる。ドラッグの売人だった、銃を持っていた。 やつらは平気で嘘をつく。 凄まじい抑圧に耐え、命の危険にさらされながら、懸命に生きる人々がいる。 誰だって、本当は憎しみなんか植え付けたくないのだ。 16歳の少女スターの激しく揺れ動く心理描写はもとより、スターとのやり取りの中で、白人のBFや友だち、アジア系の友だちの心情も巧みな描写で、感情移入させられる。 心を開いたら、分かり合えることもあるし、みんな、スターが好き、仲良くしたい。でも、「私は、差別主義者じゃない」というだけじゃ傍観者にすぎないのだ。もっと、踏み込まないと変わらない。とにかく、根深い。
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アンナとわたりどり
¥1,430
アンナとわたりどり 作:マクシーン・トロディエ 絵:イザベル・アルスノー 訳:浜崎絵梨 出版社:西村書店 ひとつの ばしょで ずっと くらすのって、どんな かんじでしょう。 アンナの家族は季節労働者です。舞台となるカナダでは収穫の時期には人手不足のため、メキシコから多くの家族が出稼ぎにむかいます。そんな自分たちの暮らしを、アンナは「わたりどり」みたいと感じています。 木のように大地に根を生やした暮らしってどんなかんじだろう? きっと、すてきだろうなぁ。そんな、アンナの淡い憧れや、まだ何者にもなっていない柔らかくふわふわしたアイデンティティを、イザベル・アルスノーが軽やかなタッチで描き出します。 カナダには200を超える民族が暮らしています。日本では、なかなか実感するのが難しい多文化社会への理解の一歩に。
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ボルカ
¥1,650
ボルカ 作 ジョン・バーニンガム 訳 木島始 ほるぷ出版 ガチョウの夫婦のもとに6羽のヒナがかえりました。そのうち、ボルカだけは羽がまるで生えていません。やがて、他のみんなは南へ飛んでいき、置き去りにされたボルカは、出会った犬たちと船で海を渡り、植物園に着きました。そこには沢山の種類の鳥がいて、ボルカが少し変わったガチョウだなんて誰も気にも留めませんでした。 多様な集団の中で、ボルカは小さな違いなど気にせず楽しく暮らせます。そこへ連れて行ってくれた犬と人間は、鳥にとっては脅威にもなる別種の存在です。 色褪せない絵と真実。バーニンガムのデビュー作で1964年ケイト・グリーナウェイ受賞作。
