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かげぼうし
¥1,650
かげぼうし 作 安野光雅 冨山房 初版発行年 1976年第1刷発行 表紙の絵の美しいこと。扉のマッチ箱のデザインのような絵も素敵です。 雪の降りしきる街角でマッチ売りの女の子が困っています。 影の国から見張り番が見つめます。 ふたつの場所で同時に進行するお話が最後にひとつに合わさって… そこにいるということは、ここにはいないということ。 いるべき場所を離れたら、どうなるんだろう? そんな、空想をかき立てる絵本です。
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ふしぎなえ
¥1,100
ふしぎなえ 作:安野光雅 出版:福音館書店 初版刊行年 1971年3月 27cm×20cm 28p とんがり帽子の小人たちが階段を上ったり下りたり、あれ、さかさまになってるのかな? ここはつながってるのかな? 見れば見るほどふしぎなえ。 私自身、子どもの頃に出会って初めて夢中になった絵本。40年経った今でも一番好きな絵本。この、ふしぎなえの中に迷い込んで、まだ抜け出せないでいるのかもしれません。
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旅の絵本X
¥1,760
旅の絵本X オランダ編 作:安野光雅 福音館書店 2022年1月10日第1刷発行 シリーズ「旅の絵本」10巻目はオランダ編 旅人はオランダにやってきました。運河の流れる街をゆき、チーズ市を見て、たくさんの風車がある場所を訪れ、チューリップが咲く公園へ……。オランダならではの美しい風景を堪能できます。オランダ出身の画家、フェルメールやホッベマなどの作品をモチーフにした場面も盛り込まれています。旅日記のような解説文とともにおたのしみください。
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あいうえおの本
¥1,650
あいうえおの本 作|安野光雅 福音館書店 木目のきれいな小抽斗。ひとつひとつにひらがなが書かれています。 何が入っているのでしょうか。 文字を学ぶ時は身の回りの言葉とセットで、品の良い絵のイメージとともに覚えたい。 『あいうえおの本』の絵は身近では見られないものもありますが、見たことなくても昔懐かしい温もりがあります。「これは〇〇に使うものだよ」と解説も入れながら、生きた言葉を大人から子どもに伝えたいですね。
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ふしぎなさーかす
¥880
SOLD OUT
ふしぎなさーかす 作|安野光雅 福音館書店 1981年4月30日第1刷 2015年5月10日第16刷 ぴえろのぺぺがご案内。このサーカスは、眠らないと始まりませんよ。 目をあけないでくださいね。こびとがこわがりますからね。 眠るのが楽しみになりますね。いい夢みるぞ、と眠る前にこの絵本を開きました。
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あしながおじさん
¥2,420
あしながおじさん 作|ジーン・ウェブスター 訳|谷川俊太郎 絵|安野光雅 朝日出版社 2018年12月10日第1刷 2019年1月25日第2刷 孤児院で小さな子たちの世話に明け暮れるジュディ。ある日、理事のひとりに文才を認められ、大学進学への支援を受けることになりました。顔も名前も明かさない支援者に向けて綴られる手紙には、新しい世界を開き、吸収し、磨かれ、自立していく様子が生き生きと描かれます。 温かい家庭で育った親友を素直に羨ましく思い、血筋が自慢のルームメイトには反発を覚え、孤児の自分って何なんだろう? 根無草のような不安定さを抱え、返事のない相手に時に虚しさも感じながら手紙を送り続ける。100年以上も前に書かれたと思えないくらいに共感するところがたくさん。 子どもの頃に読んだはずなんですが、あしながおじさんの正体に気を取られてたんでしょうね。ジュディがこんなに魅力的な女性だということに気がついてませんでした。総ルビで小学校低学年から読めますが、ジュディと同年代の大学生にも読んでほしい。
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赤毛のアン
¥3,080
赤毛のアン 作|ルーシイ=モード=モンゴメリ 訳|岸田衿子 絵|安野光雅 朝日出版社 2018年6月20日第1刷 2018年10月1日第2刷 手違いで引き取られた孤児のアンですが、美しい自然と優しい人々に囲まれ、持ち前の想像力で明るく、逞しく成長する物語。 不朽の名作『赤毛のアン』を岸田衿子さんの訳と安野光雅さんの絵で。 全ての漢字にふりがなが降ってありますので、低学年のお子さんから読むことができます。
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銀の匙
¥2,420
銀の匙 作|中勘助 絵|安野光雅 朝日出版社 2019年9月6日第1刷 虚弱に生まれるも、人が好く信心深い伯母の愛情を受けて育った少年時代。日々を細やかに少年の内面の成長を瑞々しく描く。夏目漱石も絶賛した自伝的小説。 丁寧な注釈と挿絵で、舞台の明治時代の暮らしが生き生きと蘇ります。