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光にむかって
¥1,870
光にむかって 編|くさばよしみ 絵|やまなかももこ 出版|汐文社 2017年のノーベル平和賞は、核兵器の廃絶をめざして活動している国際組織ICANに授与され、メンバーであり、13歳の時に広島で被ばくしたサーロー節子さんもスピーチをしました。 この本は、サーロー節子さんが英語でおこなったスピーチを、小中学生にもわかりやすいよう意訳したものです。 サーロー節子さんは「核兵器は人類が持ってはならない、ぜったいの悪なのです」と伝えています。 核兵器の実験のために被ばくし苦しんでいる人は世界中にいます。 けれど、戦争被爆国は世界で唯一、日本だけです。
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こねこのさがしもの
¥1,870
こねこのさがしもの 文|マーガレット・ワイズ・ブラウン 絵|L・ワイスガード 訳|安藤紀子 ロクリン社 『おやすみなさい、おつきさま』(評論社)や『ぼくにげちゃうよ』(ほるぷ出版)など、永遠のロングセラーを生み出したマーガレット・ワイズ・ブラウンのテキストに、『たいせつなこと』(フレーベル館)や『よるとひる』(童話館出版)など、多数の作品でコンビを組んだレナード・ワイスガードによるイラストのやさしく美しい絵本です。 ネコヤナギそっくりのやわらかな毛並みのこねこのウィロー。 ある日、ネコヤナギの花が突然消えてしまったことに気づき、花を探す冒険に出かけます。 大きな生き物や自分よりも小さな生き物、空を飛ぶ生き物や海を泳ぐ生き物、いろんな香りの色とりどりの植物もいる。 自分を取り巻く世界に出会う驚きと喜びを詩情豊かな美しい言葉と絵で描きます。 さて、季節はめぐり、ネコヤナギの花は見つかるのでしょうか。
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ママ、ママ、おなかがいたいよ
¥1,760
SOLD OUT
ママ、ママ、おなかがいたいよ 文|レミイ・シャーリップ/バートン・サプリー 絵|レミイ・シャーリップ 訳|つぼい いくみ 福音館書店 初版刊行年 1981年11月 おなかが痛いよ、お医者さん呼んで、早く、早く。 坊やがママに訴えています。あらまあ、ずいぶん大きなおなか。 ページごとにきれいな色の背景に白抜きで描かれたフォルムは、 クラシカルな雰囲気で、優雅でスピード感もあってユーモラス。 ドキドキ、ハラハラ、次は何が飛び出してくるのでしょうか。
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お日さま おそい おそい みんなも おそい
¥1,980
音楽をお月さまに 文|フィリップ・ステッド 絵|エリン・ステッド 訳|金原瑞人 出版|カクイチ研究所 ぷねうま舎 薄墨色の空には、まだ星が瞬いています。みんな眠っています。 月の光に照らされた牧場では早起きの動物たちがひそひそ話しています。 エリン・E・ステッドの繊細な繊細な、ひそひそ声のような繊細なタッチで 静かに移り変わる時間の経過をゆっくりと描きます。 穏やかな一日の始まり。
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あ、はるだね
¥1,540
あ、はるだね 文:ジュリー・フォリアーノ 絵:エリン ・E・ステッド 訳:金原瑞人 講談社 地面はどこもかしこも、みんな茶色。 茶色い地面にタネをまきました。 一週間、また、一週間が過ぎ 雨がふった次の日に…… 季節の移り変わりをやわらかな絵で感じる気持ちのいい絵本です。
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故郷の味は海をこえて
¥1,400
故郷の味は海をこえて 著・写真 安田菜津紀 ポプラ社 初版観光年 2019年11月 気鋭のジャーナリスト安田菜津紀さんが伝える日本で暮らす難民の人々。 なぜ国を離れなければならなかったのか、どうやって日本に辿り着いたのか、入管の問題、今の日本に思うこと。 小学生向けの易しい言葉で書かれてますが、大人も知らないことが殆どではないでしょうか。
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やさしい猫
¥2,090
やさしい猫 著|中島京子 中央公論新社 当たり前の幸せが突然奪われたのは、彼がスリランカ出身の外国人だったから。 日本の「今」を描く家族小説
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蛾 姿はかわる
¥2,090
蛾 姿はかわる 文|イザベル・トーマス 絵|ダニエル・イグヌス 訳|青山南 化学同人 初版刊行年 2021年10月 産業革命の時代、大気汚染等、環境の変化に合わせ、 姿を変えることで生き抜くオオシモフリエダシャクのお話。 美しいイラストレーションは、自然環境を守りたいという心を育みます。
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おっこちてきた
¥1,540
おっこちてきた 文|サイモン・プトック 絵|ダニエル・イグヌス 訳|青山南 光村教育図書 空から何かがおっこちてきた。 何かをめぐってひと騒動。 何かが怖いと思うものもいれば、きれいと思うものも。やっかいだと思うものもいます。 何かが有名になるにつれ、みんなの意見はまっぷたつに分断されました。 何かが去り、あとに残ったのは・・・ 何かがなければで会うこともなかったものたちが、 何かを通じて、お互いを知り理解し合う。 何かが何かは最後までわかりませんが、希望が見えるラストです。
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なんにもおきない まほうのいちにち
¥2,200
なんにもおきない まほうのいちにち 作|ベアトリーチェ・アレマーニャ 訳|関口英子 出版|ポリフォニープレス 初版刊行年 2023年4月 休みのたびにママと行く家がある。 森の奥にあって、いつも雨が降っている。 ママは毎日、だまってパソコンに向かって書き物をしている。 なのに、ぼくにはゲームばかりするなと言う。 ゲームの他にしたいことなんか何もないというのに、 雨の降る森で、一体、なにをすればいいというのだろう? 『こどもってね……』(きじとら出版)のベアトリーチェ・アレマーニャから デジタル時代の子どもたちへ贈るタイクツのすすめ。
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ジャーニー 国境をこえて
¥2,200
ジャーニー 国境をこえて 作|フランチェスカ・サンナ 訳|青山真知子 出版:きじとら出版 初版刊行年 2018年9月 海岸に打ち寄せる黒い波が、やがて不安に変わり全てを覆いつくす。 戦争が始まったのだ。たくさんのものを後にのこし、森を抜け、立ちはだかる高い壁を越える。海を渡り、長いながい旅を続ける。 いつかきっと、安心してくらせるところへ、たどりつけますように。 これは、作者自身が難民の少女たちから聞き取った実話を元にした物語です。 世界のあちこちで、いつ終わるかわからない旅を続ける人々がいます。わたしたちの国は、安心してくらせるところになり得るでしょうか。 デビュー作にして、すでに20ヵ国語に翻訳された話題作です。
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おじいちゃんのくしゃみ
¥1,540
おじいちゃんのくしゃみ 作|阿部結 福音館書店 初版刊行年 2023年5月 おじいちゃんのくしゃみは大迷惑! あたしの芸術作品も台無しにするし、もう、おじいちゃんなんて大きらい! でも、おじいちゃんのくしゃみはすごいんだよ。 昔話のようにおおらかでダイナミック。 大きらいって言いながらピッタリくっついてるあたし。 心がポカポカするユーモア絵本です。
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すずめのまる
¥1,650
すずめのまる 絵|箕輪義隆 文|かんちくたかこ 監修|川上和人 アリス館 初版刊行年 2020年4月 日本で一番身近な野鳥、すずめ。舌切り雀など、物語にも登場しますね。一年を通じて見かける鳥ですが危険もいっぱい。小さな体で厳しい自然を生き抜いています。 まずは、飛ぶ練習から、思わず応援したくなります。 いち、にの、さん えい! ジャンプ!
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じぶんのきもち みんなのきもち
¥1,760
SOLD OUT
じぶんのきもち みんなのきもち 作|サラ・オレアリー 絵|チィン・レン あかね書房 初版刊行年2022年9月 新しい学校に行くのが、ちょっぴりユウウツ。 どうしてみんな聞くのかな? 「おんなか おとこか」って。 なんでみんな同じことばかり聞くんだろう? 聞いて欲しいことはもっとほかにあるのに。 見た目やバックグラウンドのことだけじゃなく、こんな自分を知ってほしい。 そんな子どもたちの声を集めた絵本です。 差別やハラスメントに配慮したら何も言えなくなってしまう? そんなことありません。
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ナンティー・ソロ 子どもたちを鳥にかえたひと
¥1,870
ナンティー・ソロ 子どもたちを鳥にかえたひと 作|ディヴィッド・アーモンド 絵|ローラ・カーリン 訳|広松由希子 出版|BL出版 初版刊行年2023年1月 ある日、町にあらわれたひとりの女、ナンティー・ソロは、自分は子どもたちを鳥にかえられるのだと言いました。 大人は信じないだけでなく警戒し、子どもたちを近づけないようにしました。 けれど、やっぱり近づく子がいます。 大人を置き去りに、自由に空を飛び、歌をくちずさむ子どもたちの姿を見ても、大人たちは、ますます恐れ、慌てふためくばかり。自由になることは、とても恐ろしくて難しい。 でも、本当にそうだろうか。
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お話の種をまいて
¥1,980
お話の種をまいて プエルトリコ出身の司書プーラ・ベルプレ 作|アニカ・アルダムイ 絵|パオラ・エスコバル 訳|星野由美 出版|汐文社 初版刊行年|2019年2月 1921年、プーラはおばあちゃんから聞いた物語やプエルトリコの民話とともにプエルトリコからアメリカのニューヨークに移り住みました。 スペイン語、英語、フランス語が話せるプーラは、図書館の司書の仕事につきます。 そこであることに気づきます。図書館にはプエルトリコの民話が一冊もなかったのです。 プーラがまいた種は彼女が図書館を離れている間も、しっかりと根付き、大きく育ちます。 ノスタルジックな色調にあふれ出る花々も美しいイラストは温かく、言葉のもたらす豊かさに満ちています。
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茶色の朝
¥1,100
茶色の朝 物語|フランク・パヴロフ 絵|ヴィンセント・ギャロ メッセージ|高橋哲哉 訳|藤本一勇 大月書店 初版刊行年 2003年12月 友人の新しい犬は茶色。俺の猫も茶色。茶色ではない前の猫は処分した。 なぜって、茶色が最も都市生活に適していると、あらゆる選別テストによって証明されたからだ。きっと正しいのだろう。多分、本当なのだろう。どこかすっきりしないけれども。 規則を守ってさえいれば捕まることはない。何もかも茶色にしていれば安心だ。 だけど、規則の範囲が広がったら? 前の猫の色にまで適用されたら? おかしな規則だと気づいた時にはもう遅い。 これぐらいなら守れるからと、黙って従っていてはもう遅いのだ。
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世界で最初に飢えるのは日本
¥990
世界で最初に飢えるのは日本 著|鈴木宣弘 講談社+α新書 初版刊行年 2022年11月第1刷発行 37%という自給率に種と肥料の海外依存度を考慮したら日本の自給率は今でも10%に届かないくらいなのである。 「お金を出せば輸入できる」ことを前提とした食料安全保障は通用しないことが明白になった今、このまま日本の農家が疲弊していき、本当に食料輸入が途絶したら国民は食べるものがなくなる。
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天災と日本人
¥902
天災と日本人 畑中章宏 ちくま新書 防災や減災について、自然や死者とともに考えること。日本人が災害と付き合うなかで持続してきた、慣習や感情を見つめ直すときが、いままたきている。災害を抜きにした、日本人の民俗史や社会史は、過去にはもちろん、これからもありえないのだから。 畑中章宏(はたなか・あきひろ) 大阪在住。作家、民俗学者 著書に『災害と妖怪』『津波と観音』(亜紀書房)、『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』『蚕』(晶文社)、『柳田國男と今和次郎』『『日本残酷物語』を読む』(平凡社新書)、『天災と日本人』(ちくま新書)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)など多数。
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二重のまち/交代地のうた
¥1,980
二重のまち/交代地のうた 著|瀬尾夏美 書肆侃侃房 2021年2月27日 東日本大震災で津波にさらわれた陸前高田のまちの上に、嵩上げされた新しい土地がある。 物語は二〇三一年の春からはじまる。 子どもたちは、自分の住むまちの下にお父さんやお母さんが暮らした、かつてのまちが眠っていることをどんな風に想像するだろう。そのまちからはどんな景色がみえただろう。 厳然たる事実を物語ること。伝承のはじまり。
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なみのいちにち(サイン本)
¥1,980
なみのいちにち 作|阿部 結 ほるぷ出版 初版刊行年 2022年5月 波間に湧き上がる光がポロポロとこぼれ落ちてくる。 なみは目覚め、送り出し、迎え入れる。 たくさんの出会いや別れを知っている。 もしも、私が忘れても、なみは永遠に覚えているんだろう。 宮城県気仙沼市の海の町で生まれ育った阿部結さんが描く、 明るくやさしく、穏やかで力強い、スケールの大きな作品です。
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じょうききかんしゃビーコロ
¥1,540
じょうききかんしゃビーコロ 作:ミノオカ・リョウスケ 出版社:童心社 工場内のみ働く蒸気機関車があります。B20型蒸気機関車は小さい姿が親しまれ、ビーコロと呼ばれて愛されるアイドル的存在でした。けれど、他の蒸気機関車のように、外を走ってみたいんじゃないかなぁ…実は、鹿児島にある1台は、イベント列車として客車をひいた記録が残っているそうです。小さなビーコロには馬力がないのに、一体、どうやって? 蒸気機関車の構造もよくわかる絵は、鉄道好きさんも見入ってしまいますね。
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わたしとあそんで
¥1,210
わたしと あそんで 作|マリー・ホール・エッツ 訳|よだじゅんいち 福音館書店 1968年8月1日 第1刷 2019年7月15日 第94刷 だれか、あそんでくれないかなぁ はらっぱで遊び相手を探すも、みんな逃げていってしまいます。 仕方がないので、しゃがんでいると、 バッタやカエルやカメも もどってきました。 じっとしてると、だれもこわがりません。 生き物たちにかこまれて、ああ、うれしい。 お日さまが、じっとみています。
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地球のことをおしえてあげる
¥1,760
地球のことをおしえてあげる 作|ソフィー・ブラッコール 訳|横山和江 すずき出版 ソフィー・ブラッコールの大変、美しい絵本。 表紙の男の子が長い長い手紙を書いています。 宇宙にいるみたことのない友だちへ。 地球のことをおしえてあげると。 広い宇宙のどこに地球があるか、どんな人々が住んでいて、どんな暮らしをしているか、様々な動物たち、生き物たち。争いも起こるけど協力もできる。老いるけど助け合える。 私たち地球人はこんな風ですよ。 未来に生きる人には、こうあって欲しいなぁと思う絵本です。