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ぼくのなまえはサンゴール
ぼくのなまえはサンゴール
文|カレン・リン・ウィリアムズ
カードラ・モハメッド
絵|キャサリン・ストック
訳|小野寺美奈 當銘美菜
山西優二 前田君江
ゆぎ書房
初版刊行年 2024年5月30日
どこへ行っても、おまえは ディンカ族だ。
どこへ行っても、サンゴールだ。
アメリカでもこのことを わすれるんじゃないぞ。
これは、スーダンの内戦で難民になったサンゴール少年が
難民キャンプを出てアメリカに渡るときに長老が贈った言葉。
アメリカの大都会は人だらけだけど、大きくて広くて自由。
気候も生活習慣もまったく違うけれど、ここで家族を支えながら
新しい生活を始めるんだと意気込むサンゴール。
けれど、だれも先生でさえ、サンゴールの名前をちゃんと発音できず
同級生にはからかわれ、学校に行くのがイヤになってしまいます。
名前をちゃんと呼んでもらえないというのは、自分が消えてしまったような気持ちになります。
ところが、サンゴールはいいことを思いつきました。
文|カレン・リン・ウィリアムズ
カードラ・モハメッド
絵|キャサリン・ストック
訳|小野寺美奈 當銘美菜
山西優二 前田君江
ゆぎ書房
初版刊行年 2024年5月30日
どこへ行っても、おまえは ディンカ族だ。
どこへ行っても、サンゴールだ。
アメリカでもこのことを わすれるんじゃないぞ。
これは、スーダンの内戦で難民になったサンゴール少年が
難民キャンプを出てアメリカに渡るときに長老が贈った言葉。
アメリカの大都会は人だらけだけど、大きくて広くて自由。
気候も生活習慣もまったく違うけれど、ここで家族を支えながら
新しい生活を始めるんだと意気込むサンゴール。
けれど、だれも先生でさえ、サンゴールの名前をちゃんと発音できず
同級生にはからかわれ、学校に行くのがイヤになってしまいます。
名前をちゃんと呼んでもらえないというのは、自分が消えてしまったような気持ちになります。
ところが、サンゴールはいいことを思いつきました。