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死ぬ権利はだれのものか
死ぬ権利はだれのものか
著|ウィリアム・H・コルビー
訳|大野善三・早野ZITO真佐子
西村書店 2012年1月1日 第1刷
著者プロフィール (本書より)
ウィリアム・H・コルビー
1955年生まれ。アメリカ最高裁で初めて審理された「死ぬ権利」訴訟において、ナンシー・クルーザン一家の代理人を務めた弁護士。
「Patient Self-Determination Act(患者自己決定法)」として最終的に成立した連邦法の法則化に大きく貢献した。さらに、さまざまな州の議会や委員会において、終末期における法と倫理について、数多く証言している。また、ワシントンDCにある全米ホスピス・緩和ケア協会の上級役員を務めた。
かつては寿命は逆らえないものでした。自然に任せるほか選択の余地はなかったのです。
現代は医療技術の進歩により、意識を失っても、回復の見込みがなくても生存を維持することが可能になりました。しかし、永遠に不死身であることは叶いません。そのため、生命の終わりを決断する必要に迫られることになったのです。誰がその決断をしなければいけないか。
自分だったらどうして欲しいか。すべての人が考える必要がある問題です。
著|ウィリアム・H・コルビー
訳|大野善三・早野ZITO真佐子
西村書店 2012年1月1日 第1刷
著者プロフィール (本書より)
ウィリアム・H・コルビー
1955年生まれ。アメリカ最高裁で初めて審理された「死ぬ権利」訴訟において、ナンシー・クルーザン一家の代理人を務めた弁護士。
「Patient Self-Determination Act(患者自己決定法)」として最終的に成立した連邦法の法則化に大きく貢献した。さらに、さまざまな州の議会や委員会において、終末期における法と倫理について、数多く証言している。また、ワシントンDCにある全米ホスピス・緩和ケア協会の上級役員を務めた。
かつては寿命は逆らえないものでした。自然に任せるほか選択の余地はなかったのです。
現代は医療技術の進歩により、意識を失っても、回復の見込みがなくても生存を維持することが可能になりました。しかし、永遠に不死身であることは叶いません。そのため、生命の終わりを決断する必要に迫られることになったのです。誰がその決断をしなければいけないか。
自分だったらどうして欲しいか。すべての人が考える必要がある問題です。