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つきとうばん
つきとうばん
作:藤田雅矢
絵:梅田俊作
出版社:教育画劇
装丁/デザイン:オーノリュウスケ
小学生の頃、星の観察会がありました。
「今、見えてる星は、何万年も前の星の光を見ているので、もう、存在してないかもしれない」と聞いた時の驚きを覚えています。きっと事実に違いないのだろうけど、詩のように聞こえました。
『つきとうばん』が回ってきた家は、一年かけて、月や星の種をまき、実った月を夜空にはなちます。
星の実はコンペイ糖のよう。
そして、また、種を収穫し次の当番につなぎます。
何万年もの間、こうして循環し受け継がれてきたのでしょうか。作者の藤田雅矢さんは、農学博士だそうです。
月光に照らされる美しく豊かな時間の中に、責任と誇りが星のようにきらめいてみえます。
作:藤田雅矢
絵:梅田俊作
出版社:教育画劇
装丁/デザイン:オーノリュウスケ
小学生の頃、星の観察会がありました。
「今、見えてる星は、何万年も前の星の光を見ているので、もう、存在してないかもしれない」と聞いた時の驚きを覚えています。きっと事実に違いないのだろうけど、詩のように聞こえました。
『つきとうばん』が回ってきた家は、一年かけて、月や星の種をまき、実った月を夜空にはなちます。
星の実はコンペイ糖のよう。
そして、また、種を収穫し次の当番につなぎます。
何万年もの間、こうして循環し受け継がれてきたのでしょうか。作者の藤田雅矢さんは、農学博士だそうです。
月光に照らされる美しく豊かな時間の中に、責任と誇りが星のようにきらめいてみえます。